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雲上人の“シングルさん”にも悩みってあるの!? “ギリ”と“片手”で違う? 万年アベレージに勇気をもたらす8人の本音
“万年アベレージ”から抜け出せない方からすると、いわゆる“シングル”は雲の上のような存在に思えるかもしれませんが、決してたどり着けない場所ではありません。
“シングル”は決してたどり着けない場所ではない
ゴルフというスポーツは、やればやるほど“やるべきこと”が現れ、永遠に課題が尽きることがありません。一般的には上級者にカテゴライズされるシングルプレーヤーであっても、それは同様です。今回は身近にいる8人のシングルさんにご協力いただき(感謝×8!)、今の課題や悩み、改善への取り組みを聞いてみました。
まずは、ハンデキャップ9~7程度の“ギリギリシングルさん”たちに話を聞いてみると、「ショットがいまいち安定しない」「スイング軌道がバラバラ」「アプローチの距離感がもう一歩」などと、アベレージゴルファーと似たような課題や悩みが挙がってきました。
また、ヒジや手首を傷めてゴルフができない時期があったので、「スイング作りと並行して、ケガをしない体づくり」に努めているという声もありました。

“万年アベレージ”から抜け出せない方からすると、シングルさんは雲の上のような存在に思えるかもしれませんが、課題や悩み自体はそれほど変わらず、決してたどり着けない場所ではないことが分かります。その一方、最低でも週1のペースでラウンドしている“慣れ”や経験値の高さ、求めているレベル、精度が違うのも事実でしょう。
改善への取り組みは千差万別ですが、今回はデータ重視派と感覚重視派が、ちょうど半々ぐらいな感じでした。データ重視派は、クラブパスやフェーストゥパスなどの数値をベースに、再現性の向上やスイング改善といったアップデートに取り組んでいます。
一方の感覚重視派は、ハーフショットや片手打ちといった地味練や、グリーン周りのアプローチをはじめとしたショートゲームに注力しているようでした。ちなみに筆者は完全なる後者で、現在は“体幹”にフォーカスして精度アップを図っています。
極めて高い向上意欲を持ち続けていることが共通点
筆者的に“真の上級者”と位置付けているハンデ5以下の“片手シングルさん”は、当たり前のようにパーを積み重ね、大きくスコアを崩すこともありません。同じシングルプレーヤーであっても、“ギリギリシングルさん”とはスイングの再現性や安定感、スコアをまとめる力に明らかな差があるのです。そして、課題や悩みのレベルもワンランク上がります。
片手どころか2、3本の指で足りるシングルさんは、「ドライバーからパターまで悩みだらけ」と謙遜しつつ、とくに長めのアイアン(5I、6I)の精度を課題としているようです。具体的には、当たりが薄くて想定する飛距離が出なかったり、右に抜ける“ペラ球”が出て長いアプローチが残ったりすることが悩みだと話します。技術的には、テークバックが早くなりすぎないこと、左肩をしっかり回すこと、フォローまで胸を上げずに前傾をキープすることを意識しているそうです。
同じく“猛者”レベルのシングルさんは、ゴルフ経験が長いゆえにイップス的な悩みがあるそうですが、その言葉の端々からは「自分のことがよく分かっている」という印象を受けました。ドライバーからパターまで、出やすいミスの傾向を細かく自覚しているので、改善に向けた練習や意識もかなりピンポイントかつ緻密です。本番のラウンドでは、出やすいミスを踏まえたうえで狙いを定めているため、ミスしたとしても“傷”は浅く、スコアへの影響も最小限に留めていると思われます。
クラブ競技だけでなく、一般のアマチュア競技にも出場している片手シングルさんは、レッスンプロの指導を月2回ほど仰ぎながら、さらなる「飛距離アップ」に取り組んでいるそうです。アマチュア競技の決勝に残るような選手は、ドライバーの飛距離も並みではなく、一緒に回った時に、どうしても“力み”を原因とするミスが増えてしまったと話します。飛距離アップに向けては、下半身の使い方と体幹を活かしたスイング改良に加え、可動域を広げるストレッチを日常的に行っているそうです。
いろいろな話を聞いて実感したことは、シングルさんは例外なく、極めて高い向上意欲を持ち続けていて、何よりもゴルフが好きでハマっているという事実です。今は“万年アベレージ”で停滞していたとしても、ゴルフと真摯に向き合い続けていれば、必ずやブレイクスルーの時が訪れるはず。熱中できるものがあるという幸せをかみしめつつ、上達への道を切り拓いていきましょう!
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.1」。
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