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- 意外にも「300ヤードいったことない」 中田翔に“4年連続飛ばし王”河本力が伝授したスライス改善の即効レッスンとは?
日本のプロ野球界で3度の打点王に輝くなど、球界を代表するスラッガーとして活躍した中田翔さん。2025年に18年間のプロ野球生活にピリオドを打ち、今年はゴルフに真剣に取り組むことを検討しているといいます。そんな中でコーチを買って出てくれたのは、4年連続で国内男子ツアードライビングディスタンス1位に輝いた“飛ばし屋”、河本力プロでした。
球界屈指のスラッガーがゴルフに挑戦
ゴルフと野球は、どちらも道具(クラブやバット)を使って、ボールを遠くに飛ばす球技です。本質的に似た部分があるからか、野球経験者でゴルフが大好きというケースはとても多いです。
日本のプロ野球界を代表するスラッガーとして通算309本塁打、3度の打点王を獲得した中田翔さんは2025年にプロ野球選手を引退。現役の頃から趣味を大事にしていたという中田さんは、現在、ゴルフに真剣に取り組むことを考えているようです。
そこで今回、中田さんのコーチ役を買って出てくれたのが日本のゴルフ界を代表する“飛ばし屋”で、4年連続ドライビングディスタンス1位の河本力プロです。

まずは河本プロによる中田さんのスイングチェックがスタートしました。中田さんは「ゴルフは久しぶり」と話していましたが、1球目から現役の頃をほうふつとさせる鋭い振りを披露。強烈な打球音が響き渡り、「トラックマン」を使った弾道計測でボール初速75メートル毎秒前後という驚異的な数値をマークしました。これにはゴルフ界最強の“飛ばし屋”である河本プロも驚きの表情を浮かべます。
「パワーがえげつないのは知っていましたけど、スイングがキレイだし、うますぎですよ。300ヤードは簡単に超えそうな気がします」(河本プロ)
しかし、問題がなかったわけではありません。規格外のパワーで驚異的なボール初速をマークした中田さんですが、打ち出されたボールは大きく右に曲がるスライス。300ヤードを超えるのに十分なパワーがあっても、大きく飛距離をロスしていたのです。
「翔さんはフェースのヒール寄りで、下めの位置にボールが当たっています。ここは一番飛ばない打点でスピンも増えてしまいます。実際、スライスしたこともあって、スピン量は4000回転を超えていました。この数値を半分にできれば前に伸びる球になるはずです。打点をトゥ側、上めに調整できれば、強い弾道で効率良く飛ばせるはずです。そこで一つ試してほしいことがあります」(河本プロ)
河本プロの鋭い分析に、中田さんは感心しながら話します。
「弾道計測ができると聞いて、つい飛距離ばかり見ていましたが、力プロはさすが。数値が出た瞬間、すぐにスピン量を見ていましたね。今まで300ヤードなんていったことはないけど、超えられるなら、ぜひアドバイスしてほしいです」(中田さん)
飛距離アップの鍵は「前傾姿勢を上げて突っ立つ」
河本プロが中田さんに送ったアドバイスは非常にシンプルなものでした。それは前傾姿勢を高くしてアドレスすることです。

「翔さんはアドレス時の前傾姿勢がかなり深くて、それがインパクトでフェースが開いて、打点が芯から外れる原因になっていました。それよりも上体を起き上がらせて、突っ立つようなイメージで構えてみてください。その姿勢ならヘッドは絶対に下に落ちてくれます。ティーも今は高すぎるので少し低くしましょう。これで打点が変わって、弾道に変化があるはずです」(河本プロ)
前傾の深いアドレスはスイング軌道がフラットになり、フェース開閉が大きくなります。中田さんの場合、インパクトでフェースがスクエアに戻らず、開いて当たる原因になっていました。
また、手打ちになりやすい構えでもあり、飛ばそうとするほど、力みが入ってスムーズなスイングができなくなります。前傾姿勢を上げて突っ立つことで、スイング軌道がアップライト、つまり縦振りになり、ダウンでスムーズにヘッドが下りるようになります。余分なフェース開閉が減って、スクエアなインパクトが作りやすく、余分な力みを抑えることも可能となるわけです。
河本プロのアドバイスを取り入れた中田さんの弾道は、先ほどとは打って変わって、つかまった強いボールに変化。「トラックマン」を使った計測でも300ヤードに迫る飛距離をマークしていました。
「こんないい球、今までに打ったことないです。すごく気持ち良かった。マジで自分を大きく変えてくれたアドバイスかもしれない」(中田さん)
シンプルなアドバイスで中田さんのスイングには大きな変化が起きました。河本プロはその要因について、以下のように話します。
「ゴルフのアドバイスは、振り方を指導するものが多いと思いますが、そこを直すのはとても難しいです。本当はアドレスの修正など、簡単に変えられるアドバイスをどんどん取り入れた方が、スイングは良くなります。翔さんは特にスイングの形がキレイだったので、アドレスのエラーを直すだけで結果が大きく変わりました。インパクト効率が上がってボールスピードも上がっています。とはいえ、ワンポイントだけでここまで変わるのはすごいですよ。センスの塊すぎますね」(河本プロ)
スイング修正に成功した中田さんは、「力プロにはもっといろいろなことを教えてもらいたいです。なんか、ゴルフをうまくなりたいという気持ちが強くなりました。今日は楽しかったし、すごく勉強になりました」と笑顔で振り返りました。
ゴルフのレッスンにはさまざまなものがあります。振り方そのものを変えるような指導方法もありますが、すぐに効果を出せるのはアドレスなど、簡単に直せる部分なのです。これは中田さんのようなアスリートに限らず、あらゆるゴルファーが知っておくべきことでしょう。
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