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ゴルフはミスのスポーツ… スコアを崩す人が知らない“失敗との正しい付き合い方”

2026.02.09 ピーコックブルー
コースマネジメント

PGAツアーの公式インスタグラムでは、思わず「えっ……」と絶句するような珍しいミスショット集を観ることができます。

世界最高峰のPGAツアーでも信じられないミスが

 迫力のドライバーショットや正確無比なアイアンショット、たとえグリーンを外したとしても寄せワン/砂イチのオンパレード、パターも面白いように入る……。ゴルフをやらない人がトーナメント中継を観ると、「ゴルフって簡単なんだね」といった無邪気な感想を漏らしたりもします。

 もちろん、ゴルフをやっている人やかじったことがある人なら、ゴルフの難しさや奥深さとともに、プロゴルファーたちが異次元のレベルで戦っていることを理解していることでしょう。

 その一方、世界のトッププロであっても、時にアマチュアのような信じられないミスを犯すこともあるようです。PGAツアーの公式インスタグラムでは、2025年のミスショット集が公開されていて、シャンク、チャックリ、ダフリ、ホームランなど、思わず「えっ……」と絶句するような珍しいシーンを観ることができます。

100点のショットを追わない方が結果的にスコアは良くなる 写真:PIXTA
100点のショットを追わない方が結果的にスコアは良くなる 写真:PIXTA

 トッププロでさえミスするのだから、アマチュアはミスして当然。実際のラウンドでは、ナイスショットよりもミスショットの方が多かったりするので、ひとつのミスや小さなミスでくよくよしたり、腹を立てたりするのは無意味な行為と言えそうです。

 ちなみにレッスンプロの小松拓夢氏は「トーナメント中継はトップグループの映像がほとんどですが、現地で観戦する機会があれば、あえて“裏街道”に注目してみるのも面白いと思います」と話します。

 そのココロは……「いわゆる裏街道は下位グループになりますが、調子が悪い中での振る舞いやリカバリーショットなど、アマチュアにとって学びとなるシーンは、意外とトップグループよりも多い」と考えているからだそうです。

 筆者も何度か現地観戦していますが、裏街道でもプロの凄さを十分に味わえる一方、ギャラリーが少ないので観戦しやすく、キャディーさんとのやり取りも耳に入ってくるというメリットがありました。

やっていいミス、やってはいけないミスを線引きしておく

 小松氏はまた「ゴルフはナイスショットを極めるよりも、ミスをどれだけ“許容範囲内のミス”に抑えられるかが、スコアアップの鍵になる」と話します。

「ゴルフにミスは付きものなので、ナイスショットを連発しているように見えるプロゴルファーでも、傍からは分からない多くのミスを犯しています。ただし、ミスの度合いが小さく、致命傷になることが少ないため、“ミスがミスにならない”という側面もあります。また、求めているレベルが高いのも事実ですが、本当に納得がいくショットは1ラウンドの中でも数えるほどしかなかったりします」

「一方、そこまでシビアになる必要がないアベレージゴルファーは“70点を下回らないショット”をつなげられるように、普段の練習やラウンドに取り組んでいくべきだと思います。ナイスショットだけをイメージして実際にミスすると、必要以上に精神的なダメージを受けたり、リズムを崩したりします。100点の“今日イチ”が何発か出れば満足……ということならそれも良しですが、少しでも好スコアで回りたいと考えるなら、ちょっとした意識改革が必要かもしれません」

「具体的には、ミスすることを想定したマネジメントに加え、やっていいミス、やってはいけないミスをはっきりと線引きしておくことも必要です。たとえば、右サイドはOB、左サイドは土手のホールでは、フェアウェイど真ん中のナイスショットだけをイメージするのではなく、右サイドは絶対に避けるという意識を持って臨んでいきます。その結果が左サイドの土手だとしても、やっていいミスなので許容できるし、“想定内”ということでメンタル的な余裕も生まれてくるはずです」

 ミドルアイアンに引っかけ癖がある筆者の場合、ミスの保険をかけながら、ミスが「結果オーライ」になるような狙い方をしています。たとえば、ピンが左に切られているケースではグリーンセンターを狙っていき、ナイスショットならグリーンセンター、ミスで引っ掛けたらピンに絡んでいくという図式です。

 このケースでピンに絡むと、同伴メンバーから歓声が上がったりしますが、その真相はミスショットだったりします(笑)。その一方、ミスしたのにバーディーやパーが取れると、自然と良い流れに乗っていけることも事実です。

 なかなか改善できないミスの傾向があったとしても、マネジメントによっては“武器”に成り得ることを知っておけば、いつもより余裕をもってラウンドに挑めるかもしれません。

文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「5.6」。

【動画】シャンク、ダフリ、ホームラン… これがPGAツアー選手たちの信じられない大ミスショットです
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【写真】ロフトを立てた構えで失敗するゴルファー多数! これが正しく構えた時の景色です

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