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- 深く考えず振りきることが大切!? ゴルフを始めて3カ月で「スコア100切り」した人の特徴とは?
「ゴルフを始めて3カ月で100切りをした」と聞いて、なぜそんなに早く上達できるのかと疑問に感じる人は多いかもしれません。
あれこれ考えず振れる人が早く上達する
ゴルファーのなかには、「2回目のラウンドや、ゴルフを初めて3カ月で100切り」など、早いスピードで上達するツワモノがいます。多くのゴルファーは、3カ月~半年かけてラウンドデビューに向け練習するので、「どうしてそんなにすぐに上達するのか」と疑問に感じる人も多いかもしれません。
多くの生徒を現役で指導するレッスンプロの三浦辰施氏に最短でゴルフが上達する人の特徴をうかがいました。
「ゴルフのスイングをメカニックに考えてしまう人は、上達に時間がかかる印象があります。クラブのフェース面にボールを当てて飛ばさなければいけない意識が強すぎて、クラブヘッドだけを振ろうとする人が多いですが、それではなかなか上達しません」
「クラブの先端を動かして小手先でボールに当てにいこうとするのではなく、体全体を使ってクラブを振り、『普通にスイングすれば、軌道上にボールがあるから当たって飛んでいく』という気持ちで、あれこれ考えず振れる人が早く上達しています」
「才能やセンスの有無もありますが、スイングの捉え方ひとつで上達スピードは変わるため、停滞している人は試してみると良いでしょう」
野球やテニスなど、道具を利用してボールを打つ経験がある人の上達が早いのは、理にかなったボールの打ち方をすでに習得している状態でゴルフを始めたからともいえそうです。そのためスポーツ未経験者が、スポーツ経験のある人と比べて上達が遅いからといって、ゴルフを辞めてしまうのは時期尚早です。
個人差はありますが週1回の練習と、月1回のラウンドをルーティンとしている人が100を切るためには『2年間』はかかるそうです。
良いショットでなくても真っすぐ飛ぶことでスコアはまとまる
また三浦氏はスコアがどうすればまとまるのかをあらかじめ理解している人は、初ラウンドでも良いスコアが出やすいと話します。
「ほとんどのビギナーは、ナイスショットを打とうとして常にフルスイングでボールを打ち続けていきます。そうすると、リキんでOBやミスショットを連発したり、後半に疲れてショットが安定しなくなったりします」
「しかし、とにかくゴロやジャストミートしなくても真っすぐボールが転がっていけば、どうにかなると分かっている人はスコアがまとまります」
「ナイスショットが打てる確率が高い人が必ずスコアが良くなるわけではありません。ビギナーであればビギナーなりの適切なコースマネジメントができるかどうかも上達する条件のひとつです」
レッスンプロと一緒にラウンドデビューした人は、アドバイスを受けながらコースを回ることになるので、友人同士などとラウンドデビューした人に比べればスコアは良くなる可能性が高いです。
「3カ月で100切りをした」と言葉だけを聞くと、「センスや才能があって自分とは違うんだな」と感じるかもしれませんが、過去のスポーツが影響していたり、実はレッスンプロとラウンドデビューしていたりとアドバンテージがあった可能性もあります。
とはいえ、短い期間で上達する人は少なくとも「理にかなったスイング理論」や「毎回、ナイスショットを打てなくてもスコアがまとまることを理解している」などの特徴があるので、なかなか上達しないゴルファーは意識してみると良いでしょう。
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