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- 「いつかは会員権を…」は昔の話!? メンバーシップとパブリックコースの違いって何?
ゴルフ場の運営にはメンバーシップコースとパブリックコースの2種類ありますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
メンバーシップは会員制、パブリックは誰でも利用可能なゴルフ場
ゴルフ場の運営にはメンバーシップとパブリックという2種類が存在します。しかし、ビギナーの中には違いを理解している人はあまり多くないかもしれません。

では、メンバーシップコースとパブリックコースにはどのような違いがあるのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。
「メンバーシップコースとは、ゴルフ場が会員権を販売して集まった資金でクラブを立ち上げたり、コースの運営を行ったりしています」
「メンバーになった人は、優先的にプレーできる権利や通常よりも安い料金で利用できるほか、『月例会』『クラブチャンピオンシップ』などの競技会への参加、ハンディキャップの取得が可能となります」
「18ホールのゴルフ場における適正メンバーの数は、1000~1500名といわれていますが、なかには500名ほどしか募らないような『名門コース』や『高級コース』と呼ばれるところも存在します。」
「また会員でない人がメンバーシップコースのプレーを希望する場合、メンバーの同伴か紹介が必要となります」
「一方でパブリックコースとは、メンバーシップとは違い誰でも気軽に予約できるゴルフ場です」
「メンバーシップコースがプレー料金に加えて年会費を徴収して運営しているのに対し、プレー料金だけで成り立っているのがパブリックコースの大きな特徴です」
「運営方法としては民営や公営などさまざまな形態がありますが、例えばホテルの敷地内で営業している場合、売り上げの一部をコース管理に充てたり、河川敷のコースを中心に国有地を借り受けて営業していたりします」
「ゴルフ場を開業して営業を続けるには『イニシャルコスト』と『ランニングコスト』の2つが必要ですが、パブリックコースでは後者のみを利用客に求めているのでプレー料金も低く設定されます」
一昔前のゴルファーなら、ビギナーの間は料金も安く抑えられるパブリックコースで実践練習を行い、自信がついてきたら会員権を持つ友人や知人などの紹介を受けてメンバーシップコースに挑戦することで、いつかは自らもメンバーに入りたいと考えていた人も多いかもしれません。
メンバーシップコースがビジターを多く受け入れている現状もある
ところが飯島氏は、近年のメンバーシップコースはビジターを多く受けいれており、パブリックコースのように手軽に行けるものになっていると話します。
「日本のゴルフ場は本来、ほとんどがメンバーシップコースとして作られた経緯があります。しかし、バブル経済崩壊以降は経営不振に陥ったところが後を絶たなかったため、会員権を有していない人も受け入れるようになりました。予約枠のうち余った時間帯をインターネット上で募集するというのは、その一例と言えます」
「ハンディキャップ」の取得権利も元々はメンバーにしか与えられませんでしたが、最近ではJGAに申請すれば誰でも簡単に取れるようになったため、メンバー特典の価値は以前よりも低くなっているといわれています。
しかし、今でも完全にメンバー利用のみで運営が成立している名門コースは、ゴルファーにとって「憧れ」の対象となっているところもあり、一生に一度でもプレーしたいと思わせる価値のある場所でしょう。
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