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- 超ビックリするんだけど! 自走式乗用カートのアクセルを踏んだ瞬間に起こる爆発音は何なの?
自走式乗用カートでラウンドしていると、不意に爆発音がすることがあります。かなり大きな音なので、ビックリしますが一体何が原因なのでしょうか。
ガソリンと空気の混合比率が乱れるとマフラー内部で爆発音が起こる
ゴルフ場の乗用カートは大別すると自走式カートと電磁誘導式カートの2種類です。スムーズな進行を重視している施設は自走式カートで運営しています。安全性を重視している施設は電磁誘導式カートで運営しています。
自走式カートで以前から気になっていることがあります。それは、ガソリンエンジンのカートを発進させる際、アクセルを踏んだ瞬間に「パーン!」という爆発音がたまに鳴り響くことです。

あの音が鳴るたびにカートに乗っている全員の体が「ビクン!」とこわばります。別のホールの別のカートでもけっこう頻繁に爆発音が鳴り響いているので、安全性に問題はないのか不安になります。
爆発音はなぜ発生するのでしょうか。そして安全性に問題はないのでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。
「あの爆発音が発生する理由を乗用カートの販売担当者に聞いたところ、カートを動かすにはカートの内部でガソリンと空気を混合させ、混合気にプラグで点火するというサイクルがあるそうです」
「ガソリンと空気が適切な比率で混合されていれば何の問題もないのですが、混合比率が乱れると不燃ガスという気体になり、それがマフラーの中にたまると『パーン!』という爆発音が起こります」
「これはあくまでも爆発音が起こる一例であり、他にもガソリンを送る量を決める部品や、キレイな空気を送るエアクリーナー、混合気に点火するプラグなど、何らかのパーツが要因で爆発音が起こる可能性があります」
安全性に問題はないがメンテナンスが行き届いていない可能性もある
安全性に問題があるかどうかといった点については、特に問題ないとのこと。ただ、新車ではほとんど発生しないので、使用年数が経過するにつれて爆発音が発生しやすくなるようです。
「使用年数が経過しても、点検や部品交換などのメンテナンスをしていれば、一般的には爆発音が発生しにくくなります。ただし、車両の個体差もありますから一概にはいえないとのことでした」

ちなみにゴルフ場の乗用カートには車検というシステムはないそうです。どのくらいの頻度で点検や部品交換をするかはゴルフ場次第ということになります。前述のゴルフ場関係者は次のように語ります。
「メーカーによると乗用カートの耐用年数は5~7年らしいのですが、ゴルフ場からすると5~7年なんてあっという間です」
「乗用カートを新車で購入すると1台100万円以上、中古でも50~60万円します。それを18ホールのゴルフ場で1日50組集客すると、予備も含めて60台の乗用カートが必要になります」
「60台を一括購入すると新車で6000万円以上、中古でも3000万円以上します。そんなに多額の設備投資を5~7年ごとに行なうことはできません。現実的にはメンテナンスを定期的に行なって長持ちさせながら、劣化の激しい車両を1年に5~10台ずつ入れ替えていくという形になります」
日本のゴルフ場に乗用カートが普及し始めたのは2000年代前半だったでしょうか。現在のPGMとアコーディア・ゴルフの前身だった外資系ファンドが日本のゴルフ場運営会社を次々と買収し、セルフ化を進めていきました。したがって大半のゴルフ場は乗用カートの使用を始めて20年前後ということになります。
その当時に購入した乗用カートを今も使用しているゴルフ場はほとんどないと思いますが、乗用カートの普及によって新車販売だけでなく中古車販売というビジネスも発展し、購入だけでなくリースという契約形態も広まりました。したがって現在使用されている乗用カートのうち中古車が占める割合はかなり高いでしょう。
安全性に問題はないとはいえ、爆発音が頻繁に発生するとプレーヤーのストレスになります。なるべくなら耳障りな音が鳴り響かないように点検・整備を徹底してほしいところです。
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