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- 「えっ、私が直ドラ得意なの知らないんですか!?」 菅沼菜々“必殺技”2回使い12アンダー単独首位ホールアウト
国内女子ツアー「NTTドコモビジネスレディス」第2ラウンドが進行中。菅沼菜々(すがぬま・なな)がホールアウト時点で通算12アンダー単独首位に躍り出た。
普段から直ドラを練習し、飛距離は230ヤード
◆国内女子プロゴルフ
NTTドコモビジネスレディス 4月30日~5月3日 浜野ゴルフクラブ(千葉県) 6704ヤード・パー72
「えっ、直ドラは結構得意ですよ! 知らないんですか!?」。この日、2つのパー5で第2打をドライバーで打った菅沼菜々。この日6バーディー、1ボギーと5つスコアを伸ばし、ホールアウト時点で通算12アンダー単独首位に躍り出た。大変申し訳ないが、あまり直ドラを多用するイメージがなかったのでラウンド後に聞いてみると、上記のように切り返されてしまった。

確かに、この日放った菅沼の直ドラには目を見張るものがあった。17番では前方に木の枝が迫り出していたこともあり、3番ウッドで低い球を打つよりも、直ドラのほうが成功率は高いと考えたという。結果、グリーン近くまでボールを運び、そこからしっかり寄せてバーディーを奪う。後半の3番では風が強かったこともあり、迷うことなく直ドラを選択。トップ気味に当たったが、ある程度グリーンの近くまで運んだ。
ちなみに菅沼が直ドラを選択する条件は、「ライがいいこと。あとツマ先上がりか左足上がりであること。そして、風がアゲンストでコース自体が狭いときです」という。普段から直ドラの練習をしているそうで、飛距離は230ヤードを稼ぐ。「ゴルフの調子がいいときは直ドラが成功する感覚はありますね。調子が悪いとクラブヘッドが下から入ってくるのでダフリやすいです」。ある意味、直ドラができるかどうかが、菅沼にとって調子のバロメーターにもなっている。
「なんかめっちゃ飛ぶんですよ、今年」
ただ、驚くのはドライバーの飛距離アップだ。初日のドライビングディスタンスではなんと全体で3位となる平均263.5ヤードを記録。さらにこの日は測定ホールの16番パー4で284ヤードをマークした。数字上は421ヤードのホールにかかわらず、2打目は56度のウェッジでグリーンを狙ったというから驚きだ。
「なんかめっちゃ飛ぶんですよ、今年」と、自身でも飛ばし屋への変貌ぶりに驚いていたが、クラブを替えただけでなく、シーズン中も行っている下半身を中心としたトレーニングの成果もあるという。
昨年、今回と同じコースで開催された大会よりも第2打で使用するクラブが2番手ほど違うホールもある。「控えめに15ヤードは伸びたかな」というものの、実際はそれ以上に伸びている手応えはありそうだ。
ただ、菅沼自身はドライバーの飛距離以上にこだわっているのがパーオン率だという。「初日も1ホールしか外していませんし、今日はカラーが何ホールかあったから数字はよくありませんが、アイアンショットの調子がいいのはうれしいです」と振り返る。ドライバーの飛距離が伸びて、短いクラブで第2打を打てるようになったこともパーオン率アップにつながっているのだろう。
昨年は3日間で10アンダーをマークして優勝した菅沼だが、今年は2日間で早くも12アンダーまでスコアを伸ばしている。「あんまり優勝を意識するとあれなんですけど、このコースがすごい好きなので楽しみです」。
ショットだけでなくパッティングでもラインがしっかりと見えているというだけに、今季初優勝への期待はふくらむ。(千葉県市原市/山西英希)
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