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コンペシーズンどのゴルフ場も激混み! “待ちチョロ”はただの言い訳? 実際に起きるなら予防法は? 最終手段は“足を叩く”!?
待ち時間が多いゴルフ場ではどうしてもイライラしてしまいがちですが、いわゆる“待ちチョロ”を防ぐためにはどのような対策が有効なのでしょうか?
イライラするとミスショットが出やすくなる
忘年コンペシーズン真っ盛り。混雑したゴルフ場では、前の組が進行するまでカート内で待機する時間が長くなる傾向にあります。それ自体は仕方のないことですが、待機している間にあれこれと考えすぎてしまったり、体が冷えてしまったりして、次打でミスショットをしてしまうのは“あるある”かもしれません。
このようなミスは俗に“待ちチョロ”などと呼ばれますが、防ぐにはどのような対策が有効なのでしょうか。ハリーゴルフスクール(東京都目黒区)を経営するレッスンプロのハリー石川氏は以下のように話します。
「前の組の様子を見ていて、『あいつら遅いな……』などとイライラしたり怒りの感情が芽生えてしまうと、ショットに大きく影響してしまうので、なるべく見ないようにするのがオススメです。私も気が短いので陥りがちですが、怒っているときは体が緊張するので、いつも通りのスイングはしにくくなります」
「ゴルフはメンタルのスポーツなので、いかに平常心を保って快適にプレーするかがスコアに関係してきます。混雑していて、その都度足止めをくらいながらプレーするよりも、空いているゴルフ場でリズムよくプレーしたほうがスコアは良くなりやすいでしょう。ただ、待ち時間ができることは仕方のないことなので、イライラしない工夫をしてみると良いでしょう」
スクワットしたり叩いたりして足の筋肉を起こす
ゴルフ場の繁忙期はハーフをラウンドするのに3時間ほどかかってしまうこともあるので、待ち時間をどのように過ごすかを考えておく必要がありそうです。石川氏は次のように続けます。
「体を冷やしてしまうと、足が動かなくなり手打ちになりやすいので、スクワットをしたり、足の筋肉を叩いたりして、『これから使うよ』と教えてあげるのが効果的です。人間は足よりも手のほうが器用に扱えるので、どうしても手に頼ってしまいがちなのです」
「カートナビのマップをじっくり見て、どのように攻めていくか考える時間を作るのもいいと思います。ほとんどのゴルファーはちらっと見て、『パー4だからドライバーでティーショットを打とう』などと決めてしまいがちですが、『着弾地点付近にバンカーがある』『右サイドだと2打目でグリーンが狙いづらくなる』など、気づきを得られる可能性がありますし、うまく時間を潰すこともできます」
「シンプルにカート内で同伴者と雑談をして過ごすのも一つです。プロの試合でも談笑している場面をたまに見かけますが、たとえ15分間待たされたとしても、体感で早く感じられればイライラすることもないので、逆に『もう打たなきゃいけない』と思うぐらい会話を楽しむの良いかもしれません」
また、気温が低い季節は筋肉を動かさない時間があると体が一気に冷えてケガのリスクも高まるので注意が必要です。
最後に石川氏はこんな話をしてくれました。
「ゴルフ場は不思議な場所で、普段は怒るような人じゃなくても、前後の組で口論になったりイライラしたりする人が出てきます。こんなに喧嘩が起こりやすい娯楽施設は他にないかもしれません。それぐらい人間力を試されるような場でもあるので、平常心を保つ忍耐力が大切です」
混雑しているゴルフ場でイライラしてしまいがちなゴルファーは、上述のアドバイスを意識していると、スコアの向上につながるかもしれません。
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