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- 男子プロでも「7番ウッド」を入れるのがスタンダード!? 一体どんなメリットが… アベレージゴルファーにも試す価値はある?
7番ウッドなどのショートウッドを入れる人はそこまで多くなく、「非力な人が使うクラブ」といったイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、最近は男子プロのなかにも7番ウッドを採用している選手が増えているそうです。
速いグリーンでも確実に“ベタピン”できる
クラブセッティングをする際、フェアウェイウッドは3番と5番を入れて後はユーティリティー、ミドルアイアンと続くのが一般的で、7番ウッドなどの“ショートウッド”を入れる人はそこまで多くないはずです。

ショートウッドは「非力な人が使うクラブ」といったイメージを持っている人もいるかもしれませんが、最近は男子プロのなかにも7番ウッドを採用している選手が増えているそうです。一体なぜなのでしょうか。レッスンプロの関浩太郎氏は、以下のように話します。
「男子ツアーではパワーヒッター化が顕著になっていますが、すべての選手が圧倒的な飛距離を持っているわけではありません。そして、パワーヒッターではない選手には、硬くて速いトーナメント仕様のグリーンに対し、ロングアイアンでは打ち勝てないリスクがあります」
「ロングアイアンはロフトが立っているので、そもそもバックスピンがかかりにくい構造をしています。そのため、ロングアイアンで直接グリーンを狙うと、ただでさえ高速化しているグリーンに負けて、予想外の位置まで転がってしまう恐れもあります」
「一方で、7番ウッドはロングアイアンと同等の飛距離を担保しつつ、球が上がりやすくてランが出にくくなっているため、パワーヒッターではない選手を中心に選ばれるようになったのです」
ユーティリティー並みに「いざという時に助かる」と評判になったからなのか、最近ではザンダー・シャウフェレ選手やマシュー・フィッツパトリック選手などの若手から、バッバ・ワトソン選手やアダム・スコット選手といったベテラン勢まで、多くの選手が7番ウッドをセッティングに採用しています。
国内ツアーに目を向けると、石川遼選手が2021年ごろから4番アイアンの代わりに7番ウッドを入れ始めています。
ユーティリティーとどっちがいいのか
では、7番ウッドはトーナメント仕様のグリーンを体験する機会がない、私たちのようなアベレージゴルファーでも使う価値はあるのでしょうか。関氏は以下のように話します。
「プロゴルファーは遠い場所からでも直接ピンを狙い、高さを使ってカップ間際残り180〜200ヤード程度から、強いバックスピンで止めるべく7番ウッドを使います。アベレージゴルファーは、そこまでシビアな狙い方はしないはずです」
「そのため、7番ウッドと同じくらいの飛距離を出せる一方、シャフトが1.5インチ短くてスイングがしやすい、ユーティリティーを使うのが基本になるでしょう」
「ただし、ボールの上がりやすさでいえば7番ウッド→ユーティリティー→ロングアイアンという順番になります。ボールの上がりやすさを優先するのであれば、7番ウッドを選ぶのも悪くないでしょう」
「また、7番ウッドはユーティリティーやロングアイアンと比べてソールが広いという特徴があり、芝の上でソールを滑らせるようなスイングができるので、ラフからのショットを強化したい人にもオススメだと思います」
7番ウッドとユーティリティーの大きな違いはヘッドの広さで、前者の方が奥行きがあって重心深度が低く、重心角や慣性モーメントが大きくなるため、より“やさしいクラブ”になるのです。一方で、「モデル数があまり多くない」「フェードやドローなどの打ち分けがしづらい」「ボールが上がりやすい分、風の影響を受けやすい」といった点がデメリットとして挙げられます。
「フェアウェイウッドは難しくて、ユーティリティーはやさしい」と考えている人も少なくないかもしれません。しかし、7番ウッドをはじめとしたショートウッドも、ビギナーやアベレージゴルファーにとってメリットがあることを知っておくといいでしょう。
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