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- 「自分の影が気になってうまく打てない…」 神経質なゴルファーでもミスを減らせる対策とは?
自分の正面に影がくると、気になってうまく打てないゴルファーは多いかもしれません。どのような対策をするといいのでしょうか?
あえて影と日向の境目のところで素振りをする
コース上ではプレー中の同伴者に影がかかるような立ち位置で待機することはマナー違反となっています。しかし、朝の早い時間帯やラウンド後半の遅い時間帯は太陽の位置が低いので、自分や木の影が視界にかかることもあります。

ショットやパッティングの時にちょうど影が正面にきて、「気になってうまく打てない」経験をしたことがあるゴルファーは多いでしょう。では、影が気になる場合はどのような対策をするのがベストなのでしょうか? ツアープロ兼レッスンプロの綿貫直基プロは以下のように話します。
「いつも以上にルーティンを守ってスイングリズムを崩さないように意識することが大切です。影からのショットは、自然と余計な力が入ったり、逆に力が抜けてしまいがちなので、コンパクトなスイングで振るようにすると、ミスが起こりづらいです」
「もちろんコンパクトに打つと飛距離は落ちますが、『影を気にしてミスをするよりは良い』という考え方です。普段からフルショットだけでなく、ハーフスイングでのコントロールショットなども練習しておくと、臨機応変に対応できるようになります」
「また、あえて影と日向の境目のところで素振りをすると、多少目が慣れてくるのでオススメです。とにかく影からのショットは、気にしないことが一番なので、影に映る自分のスイングを見ようとせず、ボールだけに集中するようにしましょう」
風が強くて旗竿の影が揺れ動くときは抜いてしまおう
とくに風が強い日のゴルフは木によってできた影が大きく揺れて動くため、余計に気になりやすくなります。綿貫プロは、さらに具体的な対策方法もあると話します。
「初歩的な方法ですが、ティーイングエリアであれば立ち位置を自分で決めることができるので、日向か影のどちらか一方にボールを寄せてしまうのがオススメです。結局、一番影が気になるのは、日向と影の境目あたりにボールがあるときなので、日向側に寄せられるのであれば寄せたり、自分が一番気になりづらい位置を見つけたりするのが無難です」
「パッティングの場合はシャフトや自身の影がライン上にかかってしまうことが結構あります。ライン上に影がかかってしまうと、どうしてもカップまでのラインがイメージしづらくなるので、スパットを見つけるのがオススメです」
「スパットとは目標方向への目安です。芝の色が変わっている部分やピッチマークなど自然にあるものを見つけて、そこに向かって打っていきます。またグリーン上では、ピンの影や旗が揺れていることが気になることもあるので、少しでも違和感が合った場合は、抜いてしまったほうが無難です」
影は一度気になるとどうしても引きずり続けてしまい、集中力を阻害する可能性があるので厄介です。普段の練習で影が見える状態でのショットに慣れることもミスを減らす方法だそうです。練習場の造りによっては影ができる打席もあるので、あえて影が正面にできる状況でショット練習をする上級者もいるようです。
このように、影からのショットは対策方法を知っていればある程度ミスの確率を減らすことができます。たまに気になってうまく打てなくなってしまうゴルファーは、ぜひ参考にしてみると良いでしょう。
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