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- “スライスにも種類がある”けど…メリットはゼロ!? 日本人ゴルファーが陥りやすいスライスの正体とその処方箋
スライスにはいくつかの種類があるものの、基本的にメリットはゼロ。なぜ多くの日本人がスライスに悩まされるのか、その原因と克服のヒントをプロが解説します。
スライスに種類はあれど、メリットはゼロ?
ゴルフは老若男女問わず楽しめるスポーツですが、特にビギナーやアベレージゴルファーの多くが悩んでいるのが「スライス」ではないでしょうか。練習を重ねても、なかなか改善されないスライスに対し、「スライスにもメリットはあるのでは?」「スライスを武器に変える方法はないの?」と考える人も少なくないかもしれません。では、スライスには本当にメリットがないのでしょうか。レッスンプロ兼クラフトマンの関浩太郎氏は、次のように語ります。

「スライスには、はっきり言ってメリットはありません。同じスイングスピードや動きで打った場合、まっすぐ飛ぶショットと比べて飛距離が大幅に落ちますし、何よりもOBや池に入りやすくなって、不要なペナルティを増やしてしまいます」
スライスには大きく3つの種類があるとされます。一度左に出てから右に曲がる「プルスライス」、真っすぐ出てから右に曲がる「ストレートスライス」、そして右に出てさらに右に曲がる「プッシュスライス」です。
それぞれの発生原因はスイング軌道とフェース面の向きによって異なります。プルは「アウトサイドイン軌道 × オープンフェース」、ストレートは「ストレート軌道 × オープンフェース」、プッシュは「インサイドアウト軌道 × スクエアフェース」が組み合わさることで発生します。
関氏は、「どのタイプのスライスであっても、最終的にボールが右へ逸れてコースアウトしやすくなるという点では共通しているため、種類に関係なく“スライスはメリットなし”と考えて問題ありません」と断言します。
さらに、関氏は「同じく曲がるショットでも、フックのほうがスライスよりはまだ“マシ”なショットです」と付け加えます。
右利きのゴルファーにとって、クラブフェースが内側に閉じる(フック)動きではロフト角が立ち、より力が伝わりやすくなります。一方、スライスのようにフェースが開くとロフト角が寝てしまい、ボールが吹き上がって飛距離が出にくくなるだけでなく、風の影響も受けやすくなります。結果として、スコアアップの大きな妨げとなってしまうのです。
日本人は特にスライスしやすい?
関氏は「スライスしやすいかどうかは、人種による身体的特徴にも影響される可能性があります」と指摘します。
「世界中にゴルファーはたくさんいますが、特に日本人はスライスしやすい傾向にあります。その理由の一つに、前腕部の筋力の差があります。欧米人に比べると、日本人は前腕の筋力が弱く、ダウンスイング中に強い遠心力がかかったときに、フェース面をスクエアに保つのが難しいのです」
関氏は過去にアメリカでゴルフ留学をしていた経験があり、現地プレーヤーを観察した際の印象として「スライスする人もいましたが、全体的にはフック系のプレーヤーが多かった」と振り返ります。
では、日本人も前腕を鍛えればスライスが改善されるのかというと、「筋力アップで治りやすくなるのは確かですが、筋力がなくてもフェースコントロールができれば、スライスは十分克服できます」と関氏は話します。
実際、力に自信のない女性ゴルファーでも、美しいドローボールを打つ方は多く存在します。関氏がおすすめする練習法のひとつが「左手だけでの片手打ち」です。
「飛距離は出ませんが、左腕の筋力を鍛えつつ、フェース面をスクエアに保ったままインパクトする感覚を養えるため、一石二鳥の練習になります」
また、日本では「ヘッドスピードが速い=上級者」とされがちですが、無理に速く振ろうとすると、ボールの曲がり幅も大きくなります。だからこそ、まずはフェースの向きとスイング軌道をしっかりコントロールすることが何よりも大切です。
スライスを完全に克服するには時間がかかるかもしれませんが、自分のスイングを分析し、正しい方法で練習を重ねていけば、いつかドライバーで思い切りかっ飛ばせる日がやってくるはずです。
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