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- ゴルフとなると突如“理論派”が大増殖する不思議… スイング理論で“頭でっかち”になった人の末路とは?
ラウンド中のスイングでは、部分的な動きやカタチは意識から消して、いわゆる“右脳的な感覚”を重視した方が好結果につながるはずです。
理論は必要だが取捨選択と使いどころの見極めも重要
あらゆるスポーツと同じく、ゴルフにおいても“感覚派”と“理論派”が存在します。
感覚派は、とにかくボールを打ちこみ、その結果と体の感覚を擦り合わせながら、スイングのコツをつかんでいきます。それに対して理論派は、クラブや体をこう動かせばこういうボールが出るといった事象を頭で理解し、それを実践しながら積み木を重ねるように上達していく傾向があります。
どちらが優れているというわけではありませんが、他のスポーツでは感覚派なのに、なぜかゴルフになると急に理論派になる方が多いように思えます。では、ゴルフにおける感覚と理論は、どのようにバランスさせていくべきなのでしょうか。レッスンプロの小松拓夢氏に話を聞いてみました。

「野球やテニスといった反射的に動くスポーツとは異なり、ゴルフは静止状態から自分のタイミングで能動的に体を動かすので、どうしても“考えすぎ”になりやすい傾向があると言えます。また、ゴルフ雑誌やYouTubeのレッスン動画などを介して、様々な理論が山ほど紹介されているため、情報過多あるいは頭でっかちにもなりがちです」
「しかも、『理論さえ分かればうまくなる』と思いがちな一方、実際にやってみてうまくいかないと、他の“正解”を求めて異なる理論を漁る……という悪循環に陥ることまであります。様々な理論に触れて“引き出しを増やす”ことは悪くないですが、理論の取捨選択と使いどころの見極めが重要になってくるでしょう」
ラウンド中のスイングは感覚重視で
スイングの考え方について小松プロは次のように続けます。
「ゴルフはスコアという分かりやすくもシビアな結果が出るため、『理屈で固めて再現性を高めたい』という心理が働くことも理解できます。そのため、普段の練習であれば、スイングを細分化してみたり、身体のある部分を意識してみたりすることは発見や上達につながります」
「その一方、ラウンド中のスイングに関していえば、部分的な動きやカタチは意識から消して、いわゆる“右脳的な感覚”を重視した方が好結果につながると思います。たとえば、ゆっくり振る、しなやかに振る、クラブヘッドの重さを感じながら振るといった、スイング全体の感覚やリズムを重視すべきです」
筆者もラウンド中は、素振りの時点から感覚とリズムを重視してスイングしています。そして、スイングに関しては“考えすぎ”がデメリットになる一方、ラウンド中には“考える時間を生かす”必要があります。そう、コースマネジメントです。小松プロは次のように話します。
「コースで結果を出せる人は、やはりコースマネジメントの意識が高いです。ハザードの位置やグリーンを外してもOKなエリアなどを把握するのはもちろん、ライの状態、風、地面の硬さ、自分の調子といった様々な要素を頭の中で処理しながら、次に打つショットをイメージしています」
「ライの状態に関していえば、傾斜の度合いや向きによって“出やすい球”の傾向があるので、この時には培ってきた“理論”や経験が生きてくるはずです」
「たとえば同じぐらいのショット力を持つ2人がいたとしても、ショットに至るまでの“準備”の違いによって、スコアは大きく変わるはずです。また、上級者は簡単そうにプレーしているように見えるかもしれませんが、状況判断から決断に至るまでは、頭の中はフル回転しているのです」
「ちなみにパターに関していえば、振り幅を決めてオートマティックに打ちたい派と、ひたすら感覚を研ぎ澄ませて打っていく派に分かれるようです」
感覚と理論はどちらも必要で、いかに使い分けていくかがポイントになりそうです。打つ前の状況判断や決断に至るまでは“理論”や経験を生かしつつ、やることを決めたら“感性”とイメージに任せてスイングしていく……。その方法論が最強のラウンド術なのかもしれません。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.1」。
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