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- 身近なライバルの「ナイスショット!」や「ナイスバーディー!」に心が揺れる… 自滅することなく“勝つ確率”を上げるメンタル術とは?
競い合えるライバルが身近にいることは、とても幸せなこと。たとえば還暦を過ぎた人生の先輩たちが若い頃のようなテンションで張り合っている光景は、なんだかほほ笑ましくもあり、人としての活力みたいなものを感じます。
ライバルの存在が“ゴルフ力”の継続的な向上につながる
スコアという明確な結果が出るゴルフでは、たとえ遊び半分のラウンドであっても、他の人より良いスコアで上がりたいもの。とくに同じぐらいの実力で拮抗するライバルが身近にいる場合には、「あいつには勝っておきたい、負けたくない」などと、表には出さずとも意識して、静かに闘志を燃やしているかもしれません。
一方、そのライバルが目の覚めるようなショットを放ったり、鮮やかなパットを決めたりすると、なんだか焦ってしまうこともあるはずです。では、ライバルのプレーに心が揺らぐことなく、最後に勝ち切るにはどのようなメンタル術がオススメなのでしょうか。レッスンプロの小松拓夢氏に話を聞いてみました。

「他のスポーツと同じく競い合えるライバルが身近にいることは、とても幸せなことだと思います。それぞれが意識し合って切磋琢磨することは、“ゴルフ力”の継続的な向上につながるはずです」
「たとえば練習へのモチベーションが上がらない日でも、『あいつは練習しているかもしれない』と思えば、重い腰を上げる気になるでしょう。なんだか気が乗らない日は、ほんの5分ほどパターでボールを転がすだけでも十分。日々の小さな積み重ねが、大きな成果につながっていくはずです。人によっては、ライバルに内緒でレッスンに通ったりするかもしれませんね」
「わたしも学生時代、ライバルとして意識し合う存在がいて、切磋琢磨しながら上達していった日々をよく覚えています。そして練習量でも負けないようにしていた一方、ゴルフを離れた場面では、良き遊び仲間として親交を深めました。もちろん、かけがえのない時間を共に過ごした仲間たちとは、今でも深い絆でつながっています」
筆者自身は残念ながら、特別にライバル視する存在はいないのですが、片手ハンデ以下の方々がラウンド後に練習している姿を見ると、「下手な自分がやらないわけにはいかない」と強く思います。また、還暦を過ぎた人生の先輩たちが、若い頃のようなテンションで張り合っている光景は、なんだかほほ笑ましくもあり、人としての活力みたいなものを感じます。
「人は人、自分は自分」と割り切れるかどうかで勝負は決まる
その一方、いざ本番のラウンドではライバルのプレーによって心が揺れて、自分のペースを崩すことがあるかもしれません。では、ライバルと同組で“直接対決”する場合、どのような心持ちでいるべきなのでしょうか。小松プロは次のように話します。
「ライバルのプレーやスコアが気になるかもしれませんが、ラウンド中は“自分のコントロール下にあるもの”だけに集中するべきです。ハザードの配置や天候、前組の進行ペースなどと同様に、ライバルのプレーやスコアはコントロールできません。自分でコントロールできないものに心を惑わされる必要はなく、そこにストレスを感じることは無意味でしかありません」
「それよりもコースと自分にしっかり向き合い、今できる最善のプレーを選択・決断しながら、邪念なくスイングしていくことが大切です。なかなか難しいかもしれませんが、『人は人、自分は自分』と割り切って、良い意味での“自分本位”でプレーする方がベターだと思います」
「もちろん、ライバルが良いプレーをした際には、惜しみなく賛辞をおくり、パーティ全体の雰囲気や流れを良くすることにも努めるべきです。それによって、自分のプレーにも良い影響があるはずです」
「勝負という意味では、ライバルを意識しすぎて自滅するのが最悪です。マッチプレーの試合では、相手のプレーや状況によって戦略を変えることもありますが、普段のラウンドでは、あくまでも自分のペースを崩さないことが大切です」
俗にいうライバルとは違いますが、筆者も片手ハンデ以下の方と同組でラウンドする際には、「1打でもいいから勝ちたい」と少し意識しています。とはいえ、そういった方々がスコアを崩すことはごくまれなので、必然的に自分のプレーに集中するしかないという状況に置かれます。
身近にいるライバルは良きゴルフ仲間であり、お互いのことをよく知るアドバイザーでもあるはずです。「勝負は時の運」という言葉もあるように、ライバルとの勝ったり負けたりを楽しみながら、お互いのレベルを引き上げていくことが理想的といえるかもしれません。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.1」。
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