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- ビジネスで常識の「PDCAサイクル」はゴルフにも有用? 目標スコアを最短で更新するための“計画と振り返り”の重要性とは
ビジネスの場面でよく聞く「PDCAサイクル」は、仕事での成績やキャリアアップに重要といわれています。では、ゴルフでもPDCAサイクルを取り入れると、スコアアップなどにつながるのでしょうか。
仕事もゴルフも計画的に目標達成を目指すことが大事
ビジネスの場面で、「PDCAサイクル」という言葉を最近よく耳にする人も多いかもしれません。PDCAとは「Plan(プラン)」「Do(ドゥー)」「Check(チェック)」「Act(アクト)」の略で、仕事の成績を上げたり計画的なキャリアアップを目指すのに効果をもたらす考え方とされています。
では、ゴルフにおいてもPDCAサイクルを取り入れると、スコアアップなどにつながるのでしょうか。レッスンプロの三浦辰施氏は、以下のように話します。

「ゴルフでも、PDCAサイクルに基づいて行動することは目標スコアに効率よく、かつ最短で近づけるためには非常に大事なことだと思います」
「まず、“P”の部分では自分の現状に見合わないスコアを適当に設定するのではなく、もし100切りを目指しているのであればそれをベースに“98”や“95”など、比較的簡単に達成できるであろう具体的な数値を前もって決めておくことが大切です」
「また、設定した目標スコアから特に練習すべきクラブは何なのかを決めたりグリーンオンの仕方、たとえばパーオンを狙うのか『ピンそば〇〇メートル以内に寄せるのか』といった点を踏まえたうえで、練習内容を考えることも忘れてはなりません」
「次に、Pのステップで決めた目標スコアならびにコースマネジメントのイメージを、なるべく忠実に再現できるよう意識しながらラウンドするのが、PDCAの“D”です」
「ラウンド後は“C”のステップに移り、印象に残ったショットやスコアカードの記録などから『良かった所とそうでなかった所はどこか』を振り返り、加えて『なぜそのような結果になったのか』を考察します」
「そして、“C”のステップの中で課題だと感じたポイントにスポットを当て、どうすれば次の練習やラウンドでうまくいくかを順序立てていくのが、最後の“A”になります」
「ここでは、直近の練習やラウンドを頭の中でリプレイし、『ここをもう少し改善すればベストになっただろうな』ということをイメージすると、次のサイクルでの計画を練りやすくなるでしょう」
PDCAサイクルの考え方に基づくこれらのプロセスは、脳内で全て思い浮かべたり思い出したりするのは少々大変です。そのため、一連の流れを紙に書き出しておけば、最初に打ち出したメニューに沿って忠実に実践できているかを随時確認することができます。
最初は抽象的なことしか書けなくてもOK
では、ゴルフの練習やラウンドにPDCAサイクルを取り入れる際には、どのような点を覚えておくといいのでしょうか。三浦氏は以下のように話します。
「いきなり『PDCAサイクルに沿って、自分が今やるべきことを全て書き出せ』と言われても、はじめのうちは抽象的なことしか思い浮かばなかったり、具体的にどう書いていいか分からない人もいるかもしれません」
「“P”では『100切り』などの分かりやすい数字から決めても大丈夫ですし、目標達成のために何が必要なのかに関しても、ほんの少ししか箇条書きできなくても問題ありません」
「最初は粗削りでも、練習やラウンドを重ねてPDCAサイクルを何回かこなしていく間に、ちょっとずつ内容をブラッシュアップさせていくという方法も十分アリでしょう」
さらに、三浦氏は以下のように続けます。
「私は選手志望のジュニアの指導をしていますが、ゴルフがうまい人たちは意図せずとも普段からPDCAサイクルの理論に基づいて、練習やラウンドができていることが多いです」
「しかし、一般のゴルファーの間でもラウンドが終わった後に『あのショットが悔やまれるなぁ』『別の番手を選んでおけば良かったかも』と話す人も多いと思います」
「その会話をしている時点で、自分のショットやコースマネジメントの振り返りはできているので、『ただのおしゃべり』を『紙に書き出す』という行為に変えるだけで、誰でも簡単にPDCAサイクルに沿ったスコアアップのトレーニングはできるようになるはずです」
目標スコア達成に向けて何をすべきなのか、自分のゴルフの良い点や改善点はどこなのかをちょっとしたメモに記してみるだけでも、次に取るべき行動が明らかになって効率的にレベルアップできるようになるかもしれません。
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