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- 暑すぎる夏より寒い冬? コスパと快適さで見直される冬ゴルフの現在地
厳しい寒さが続く冬になると、ゴルフ場から足が遠のく人も少なくありません。しかし実はこの時期、支出を抑えながらラウンド数を増やしたいゴルファーにとって、見逃せないメリットがあるといわれています。
利用者減少期に導入が進むダイナミックプライシング
寒さや北風の影響を受けやすい冬場は、年間を通してもゴルフのプレー人口が落ち込みやすい時期。実際、SNS上では「高速代とガソリン代を払って、凍える思いをしてまで行く価値を感じない」「冬用装備をそろえると出費がかさむし、あえて冬に行くメリットが分からない」といった、コストパフォーマンスを重視する若年層の厳しい声も見受けられます。
また、ベテランゴルファーの間でも「昔から冬はオフシーズンと決めている」「寒すぎる冬と暑すぎる夏は無理をしないようになった」といった意見が一定数あるようですが、利用者が減少するこの時期にゴルフをするメリットは本当にないのでしょうか。
ゴルフ場の経営コンサルティングを手がける飯島敏郎氏(株式会社TCP代表取締役社長)は、冬ゴルフの背景について次のように説明します。

「冬は客足が最も落ち込みやすい時期です。昔から2月と8月は『ニッパチ』と呼ばれ、オフシーズンとして扱われてきました」
「そこで近年、多くのゴルフ場が導入しているのが、ホテル業界などで普及している“ダイナミックプライシング”です。予約状況や需要に応じて料金を変動させる仕組みで、集客が難しい2月や8月の平日などは、通常よりも大幅に安い料金が設定される傾向があります」
「一方、トップシーズンは価格が高めになるため、出費を抑えながらラウンド経験を積みたいゴルファーにとって、冬のオフシーズンは絶好のタイミングといえるでしょう。どれだけ寒くても間を空けずにプレーしたい層や、安価な時期を狙って趣味を楽しむ若年層が、この仕組みを活用してラウンド数を増やしているケースも見られますね。全体としてはまだ少数派ですが、冬のコストパフォーマンスに注目する人は着実に増えています」
飯島氏によると、割引率はゴルフ場ごとに異なるものの、通常料金から2~5割引きとなるケースが多く、条件によっては半額以下になることもあるといいます。
また、ある大手ゴルフ場運営グループの広報担当者も、冬季の料金設定について次のように話します。
「冬は寒さの影響で需要が下がりやすく、トップシーズンに比べてプレー料金が安く設定される場合が多いです。ただし、地域差は大きく、近年は冬でも比較的暖かい日が増えていることから、需要が見込まれる日もあります」
「そのため、トップシーズンとの価格差を単純に比較するのは難しい面もありますが、当ゴルフ場では冬季でも多くのお客様に楽しんでいただけるよう、各種キャンペーンを実施しています。時間帯によって料金が異なるため、ご予算やライフスタイルに合わせて、最適なプランを選んでいただくことが可能です」
夏より冬を選ぶ人が出てきた背景
一方で、冬の集客には他の娯楽との競合や気候の変化も影響しているようで、飯島氏は冬場のゴルファー人口の動向について次のように分析します。
「冬はスキーやスノーボードといったウインタースポーツが盛んな時期です。ゴルフを楽しむ層とウインタースポーツを好む層は重なっていることが多く、特に若年層は冬になるとゴルフから離れやすい傾向があります」
「一方、近年の夏は猛暑が常態化し、サマータイムの導入やクールカート、スループレーなど、暑さを軽減する工夫が進んだことで夏にプレーする人は増えました。それでも、寒さは依然として冬ゴルフを敬遠する大きな理由であり、現状では冬より夏のほうがゴルファー人口は多いといえます」
「ただし、夏の暑さが年々厳しくなっていることから、相対的に過ごしやすい冬へとプレー時期をシフトする動きも目立ち始めています。暖冬傾向に加え、高機能インナーや防寒ウエアの進化によって、気温が2~7度程度であれば快適にプレーできる環境が整ってきました。実際、雪の影響が少ない関東圏などでは、冬でもゴルフを楽しむ人が徐々に増えています」
このように、冬のゴルフにはダイナミックプライシングの導入によって、プレー費用を抑えやすいという大きなメリットがあります。
実際、ある大手ゴルフ場運営グループの広報担当者によると、冬場は需要の落ち込みを背景に、比較的安価な料金設定がされる傾向にあり、時間帯ごとに料金が変動することで、仕事や家庭の都合に合わせた柔軟なプレー計画が立てやすいといえるでしょう。
さらに、高機能ウエアの普及や暖冬傾向に加え、猛暑が常態化する夏場を避けたいという意識の変化も相まって、近年では「無理をして夏にプレーするより、快適さとコストを重視して冬を選ぶ」という考え方が浸透しつつあります。こうした流れの中で、「夏よりも冬」のプレー環境に価値を見出すゴルファーは、今後も着実に増えていきそうです。
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