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- せっかく沖縄でプレーするなら外したくない!“ゴルフ旅の達人”が教える本島南部のお気に入りコース
沖縄が好きすぎて移住してしまったゴルフ旅の達人・芝鳥のぶあま氏が沖縄ゴルフの楽しみ方を紹介する本連載。沖縄編の第4回は沖縄本島南部のゴルフコースを紹介する。
沖縄本島の南部には12のゴルフ場がある
ゴルフ旅のススメ、今回は沖縄本島の南部のゴルフコースを紹介したい。
まず沖縄本島の南部というと境界があいまいで、県の土木事務所や保健所の管轄ごとにバラバラなのだが、ここでは浦添市と西原町を南部として分けておく。
南部には、ザ・サザンリンクスゴルフクラブ、守礼カントリークラブ、パームヒルズゴルフリゾートクラブ、沖縄カントリークラブ、那覇ゴルフ倶楽部(とそのショートコース)、琉球ゴルフ倶楽部、芭蕉布コース、南山カントリークラブ、西原グリーンセンター、マリンタウンゴルフ、パブリックゴルフうらそえの12コースある。
今回は前編として沖縄CC、守礼CC、パームヒルズ、ザ・サザンリンクスGCを紹介する。
現存する沖縄最古のコース/沖縄CC
最初に沖縄CC。第2回で沖縄最古のコースの米軍コースのアワセメドウズを紹介したが、沖縄CCは、1965年開場で現存する沖縄最古のコースである。伝説の義賊、運玉義留(ウンタマギルー)が住んでいたという運玉森に造られたので、県民は「運玉」と呼ぶことが多い。
距離が短いせいか他のコースに比べて評価が低いのだが、私のお気に入りのコースである。日本ではなぜか良いコースは、「距離があり、アップダウンがないコース」という世界のコースの評価とは違った評価が広まってしまっている。私は世界の名コースをラウンドしてきた経験上、高低差があるコースのほうが想像力が必要となり、面白いコースだと評価している。
ドライバーを使わなくても良いホールが多いのだが、ドライバーをかっ飛ばすだけがゴルフではない。コースの起伏を楽しんでほしい。また海に向かって打ち下ろすホールもあるので十分に沖縄を感じることができる。
沖縄CCとともにコースマニアにすすめたい/守礼CC
同じように守礼CCも距離は短めでアップダウンが激しいコースだ。4番ホールの海に向かってティーショットするパー3は絶景を楽しめる。コースマニアの方はぜひ沖縄CCと守礼CCも沖縄ゴルフの時には予定に組み込んでほしい。
池やクリークを上手に使ったコース設計/パームヒルズ
続いて、世界中の名コースを設計しているロナルド・フリーム設計のパームヒルズ。フリームは池やクリークを上手に使ったコース設計が得意で、パームヒルズも十分にフリームのコースの特徴を楽しむことができる。こちらは万人向けのコースでドライバーもきちんと振ることができる。もちろん海も遠いが見えるホールがある。
世界的に見ても数少ないロケーション/ザ・サザンリンクスGC
最後に沖縄本島で私が一番好きなコースのサザンリンクスを紹介する。サザンリンクスは高さ40メートルの断崖絶壁に造られたコース。世界的に見ても数少ない素晴らしいロケーションでゴルフができ、これぞリゾートコースというゴルフ場だ。ティーショットが海越えの7番と、同じくバックティーからは海越えになる8番のパー3がシグネチャーホールなので、これらを後半でラウンドするために、インスタートをおすすめする。
朝獲れの新鮮な魚「いまいゆ」を味わえる「糸満漁民食堂」
今回紹介するグルメ情報は、海人の町「糸満」にある「糸満漁民食堂」。
その日に獲れた新鮮な魚を沖縄では「いまいゆ」と言うのだが、いまいゆを使ったさまざまな魚料理をいただくことができる。その中でも特におすすめなのが「イマイユのバター焼き定食」。好きな魚を選んで調理してくれる。緑のアーサーバター、赤の豆腐ようバター、黄のうっちんバターの3種のバターソースの中から選べるのだが、ぜひ緑のアーサーバターを選んでほしい。
アツアツの鉄板にカリっとアーサーバターで焼かれたニンニクの風味がするいまいゆ。最高のランチになる。人気の店で開店前から並ばないといけないので、早朝スタートのゴルフが早めに終わった時におすすめする。もしくは姉妹店で同じアーサーバター焼きがいただける「今いゆ玉しろ」は、まだ県民の認知度も低く並ばずに食べられるのでこちらもおすすめだ。
次回は沖縄本島南部の後編として残りのコースを紹介したい。
芝鳥のぶあま
ゴルフトラベラー。自称「ゴルフのためなら世界中どこでも行く食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー」。日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニアで、世界中をゴルフ旅している。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファーの典型的なエンジョイゴルファー。
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