危険な暑さでキャンセルしようか迷う…大手ゴルフ場グループが取り組む熱中症対策とは? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

危険な暑さでキャンセルしようか迷う…大手ゴルフ場グループが取り組む熱中症対策とは?

気温35度を超える猛暑日も多い今年の夏。「危険な暑さ」になる日は涙を飲んで予約をキャンセルすることも健康のためには大事ですが、ゴルフ場側の対策がしっかりしていれば、何とかプレーを楽しみたいところです。

太平洋クラブは夏場限定11コースでカート乗り入れ

 気象庁によると、東京都心では7月3日正午すぎに35.3度を観測。東京都心は6月25日から9日連続で猛暑日(最高気温35度以上)となり、2015年7月31日~8月7日の8日連続を超え、1875年の統計開始以降で観測史上最長となりました。7月下旬から8月にかけて、さらに暑くなるのか、誰しも心配しているのではないでしょうか。

太平洋クラブで日傘を差してプレーするゴルファー

 35度を超える暑さと聞くと、ゴルフをすることを躊躇する人もいるでしょうが、ゴルフ好きにとってはこの暑さの中でも、何とか快適にプレーを楽しみたいところです。

 全国でゴルフ場を展開する、太平洋クラブに夏の暑さ対策について聞いてみると、ゴルファーにとって有益な情報が詰まっていました。

 まず、夏でも快適にプレーできるように(熱中症対策にも効果的)で、乗用カートのフェアウェイ乗り入れを11コースで実施。実施コースは、六甲、有馬、御殿場ウエスト、佐野ヒルクレスト、江南、美野里、軽井沢リゾート、白河、札幌、八千代、金乃台です。

 コースによって期間、キャディー付きのみ、天候等の条件はあるものの、ボールの傍までカートで移動でき、直射日光を避けられるうえ、カートを走らせ風を受けることでクールダウンもできます。

 また、熱中症対策として、全19コースで9月10日までプレーを1ラウンドまでに制限しています。調子がいいときはあとハーフ行きたいところでありますが、猛暑からプレーヤーと社員の安全を守ること、社員の労働環境改善、SDGsの推進、館内照明等の光熱費節減等が理由とのことです。暑いときは、無理をしないに限るということでしょう。

 その他、日傘の用意や冷たい麦茶をキャディーが常備するなど、コースによって違いますが、ゴルファーにとってはうれしいサービスです。

PGMは送風機付きのカートを8月から順次導入

 パシフィックゴルフマネージメント(PGM)は夏の暑さ対策として、送風機付きのゴルフカート「Cool Cart(クールカート)」を8月より順次運用開始するとのことです。

 新しく開発した送風機をゴルフカートに取り付け、風の強さも2段階で調整できます。カートにクーラーBOXも設置し、スポーツドリンク、おしぼり、ミストスプレーボトルをセットし、さらに快適にプレーできるようになっています。

 8月に関東、沖縄の12コース、9月上旬には全国50コースで運用を開始。各コースに10~40台、合計967台運用予定とのことです。このカートを利用してのプレー予約は7月11日からPGMのウェブサイトで受け付けています。

 ゴルフ場での暑さ対策はどうしても「自己責任」になってしまうケースが多いですが、ゴルフ場側も積極的な対策をしてくれることは、ゴルファーに取って助かる限りです。

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