参考にしたい! 「ZOZO」で目を引いた“ファッションも超一流だった”3人の選手とは? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

参考にしたい! 「ZOZO」で目を引いた“ファッションも超一流だった”3人の選手とは?

大盛況のうちに閉幕した「ZOZOチャンピオンシップ」。なかなか生で観ることのできない本場PGAツアーのプレーは多くのギャラリーを沸かせましたが、彼らはファッションやスタイルもやはりカッコよかった。

トッププロがカッコいいのはプレーだけじゃない

 日本で唯一のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」が、10月13~16日にアコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブで開催されました。大会はキーガン・ブラッドリーが2018年以来となる4年ぶりの優勝を飾り、大盛況のうちに幕を降ろしました。

 世界最高峰のプレーでファンを沸かせた選手たちでしたが、彼らが魅了したのはプレーだけではありません。実はビジュアルも世界最高峰でした。

 というわけで今回は、大会2日目を観戦した『e!Golf』編集部が、偶然、会場に居合わせたスタイリスト・中村祐三さんを直撃! スタイリスト目線から、大会参戦選手のなかからベストドレッサー3名をピックアップしてもらいました。

おなじみのスタイルを貫くゴルフ界の“オシャレ番長”「リッキー・ファウラー」

 最終日を単独首位で迎え、最後まで優勝争いを演じたリッキー・ファウラー。今や彼のトレードマークともいえるフラットビルキャップを取り入れたスタイルは、既存のゴルフファッションのイメージを一新。日本でもファンが多い、ゴルフ界の“オシャレ番長”です。

ストリートカルチャーを感じさせるスタイルで抜群の存在感を放っていたリッキー・ファウラー 写真:Getty Images
ストリートカルチャーを感じさせるスタイルで抜群の存在感を放っていたリッキー・ファウラー 写真:Getty Images

 この日も白の定番のフラットビルキャップに、レトロ感のあるボーダーポロシャツを合わせたスタイルで登場。

「現在は33歳となり、若いころのやんちゃな雰囲気こそ薄まりましたが、彼らしいストリートカルチャーを感じさせるスタイルはまだまだ健在! この日も帽子とベルト、パンツ、シューズを白で統一し、紫のポロシャツを引き立てるなど、着こなしもエレガントですね」と、中村氏も太鼓判。

 試合では最終日に逆転され惜敗となったが、ファッション部門ではやはりダントツの存在感を示していました。

英国紳士らしい襟立てスタイルを見せた元欧州賞金王「トミー・フリートウッド」

 PGAツアーでは未勝利ながら、欧州ツアーでは通算5勝を挙げ、2017年の欧州賞金王にも輝いているトミー・フリートウッド。端正な顔立ちと長髪にヒゲというおなじみのスタイルで、世界のみならず日本にも多くのファンを持つ人気ゴルファーです。

インナーのポロシャツの襟を立てて合わせるスタイルが目を引いたトミー・フリートウッド 写真:Getty Images
インナーのポロシャツの襟を立てて合わせるスタイルが目を引いたトミー・フリートウッド 写真:Getty Images

「ティーオフ時には小雨がパラついたこともあり、長袖を羽織ってプレーする選手が多かったのですが、彼もハーフジップのスタンドカラーニットを羽織っていました。ニットのスタンドカラーに合わせて、インナーのポロシャツの襟を立てて合わせるスタイルは、まさに英国紳士といった印象。さすがの着こなしですね」(中村)

 フリートウッドは現在31歳。トレードマークでもある長髪とヒゲのスタイルでナイキのウエアに身を包む姿は、プロゴルファーというよりもモデルのようでした。

 見た目がカッコいい選手という意味で、中村さんがいちばんにその名を挙げたのもうなずけます。

 トータル1アンダーの53位という結果で大会を終えたフリートウッドですが、その人気ぶりで周囲には多くのファンであふれていました。

さわやかな笑顔でファンをトリコにするノルウェーのイケメン「ビクトル・ホブラン」

 ノルウェー人としてはじめてPGAツアーと欧州ツアーで優勝し、次世代のスター候補として注目されているビクトル・ホブラン。現在まだ25歳と年齢こそ若いがゴルフの実力は本物。今大会もトータル12アンダーの5位タイという好成績を残し、今後の飛躍を大いに期待させてくれました。

引き締まった筋肉質の体型に緑のポロシャツとグレーのパンツが映えるビクトル・ホブラン 写真:Getty Images
引き締まった筋肉質の体型に緑のポロシャツとグレーのパンツが映えるビクトル・ホブラン 写真:Getty Images

 ホブランの魅力といえば、やはり爽やかな笑顔。この日は「J.リンドバーグ」の緑のポロシャツとグレーのパンツで登場。PGAツアー選手ならではの豪快なショットに似合わない抜群のプロポーションはもちろん、時折見せる笑顔は、多くの女性ファンをトリコにしたはずです。

 中村さんも「身長178センチと華奢だと思っていましたが、実際に間近で見ると引き締まった筋肉質のアスリート体型。きっとどんな洋服も着ても写真映えするでしょうね」とうらやむほど。そのうえ、若く、将来性も高いという点も、多くの人を惹きつけてしまうのでしょう。

 今回は優勝に手が届かなかったホブランだが、まだまだ将来性のある選手だけに、人気ももっと飛躍することは間違いなさそうです。

【監修】中村 祐三(なかむら ゆうぞう)さん

1978年、東京都生まれ。ファッション誌をはじめ、自身がゴルフ好きであることもあり、ゴルフアパレル各社の広告などで活躍する人気スタイリスト。また、オールドゴルフファッションへの造詣も深く、新レーベル「ニューヴィンテージ ゴルフ」を設立。

【動画】ファッションにも注目しながらもう一度みたいZOZO「最終日ハイライト」
1 2 3

最新記事