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- ホールの順番やバンカーの位置まで!? うまい人がゴルフ場を克明に覚えているのはなぜ?
ゴルフがうまい人ほどコースやホールのことをよく覚えており、逆にあまり上手でない人はどんなホールがあったかすぐに忘れてしまうイメージがあります。これはなぜなのでしょうか。
コースを覚えていられるか否か=危機管理能力の有無
メンバーになっているコースだったり、ビジターでも常連になっているようなコースは別として、行ったばかりのコースのレイアウトやホールの特徴をまったく覚えていない人っていますよね。もしかして心当たりがあったりしますか?

逆に、ゴルフがうまい人ほどコースやホールのことをよく覚えているイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
国内ツアーでは男子のチャン・キムをはじめ、そのほか多くの女子プロのキャディも務める出口慎一郎さんは、スポーツメンタルトレーナーとしても活動しており、優勝する人やシード権を長年取り続けるような人ほどよくコースを覚えていると言います。
「記憶力の良し悪しだと言ってしまえば、それで話は終わってしまいますが、ぼくが記憶力の他に関係していると考えていることが危機管理能力です。当たり前のことですが、試合でプロは目の前の1打に集中しています。同時に頭の中で18ホールのストーリーをつくっています。その日のピンポジションや風、気候や芝のコンディションなど、さまざまな要素を頭の中に入れて、その日にやるべきことを常にシミュレートしています」
「その中で、目の前の1打と向き合うときに、どこに打ってはいけないかを常に考えているのです。言い換えれば、うまい人ほど危機回避能力が高いということになります。どれだけリスクを最小限にできるかが、ゴルフにおいては良いスコアにつながります。うまい人は常にのことを念頭に置いています。だからこそコースやホールのことが記憶に残っているのです」
ラウンド後に簡単なホールの絵を描いてみる
出口さんはスコアアップしたいなら、ホールやコースのことは必ず覚えておくべきと言います。現状、まったく覚えられていない人はどうすればいいのか、アドバイスしてもらいました。
「まずは、ラウンド後でもいいので簡単なホールの絵を描くことです。絵を描くことで記憶に残るようになります。単純かもしれませんが、まったく覚えられない人には効果的な方法です」
プロのトーナメントで、かつ優勝争いのような状況では誰もが緊張しますが、その中で自分のゴルフができる人というのは達観した視点を持っていると出口さんは話します。
「要するに視野が狭くならずに、やるべきことに集中できているということを意味します。ホールのことをよく覚えている人というのは、とにかく達観視できていて、だからこそピンチになっても焦ることなく対処できる。だから強いのです」
失敗をすぐに忘れてしまうという人がよくいますが、ゴルフにおいては、ミスをすぐに忘れるということは、状況を鮮明に思い出せないわけですから、まったくホールのことを覚えていないでしょう。まずは、自分のミスを振り返ることから始めてみてはいかがでしょうか。
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