なぜ何度も回っているコースはスコアを出しやすい? ちゃんと分析したら上達への近道が見えた | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

なぜ何度も回っているコースはスコアを出しやすい? ちゃんと分析したら上達への近道が見えた

ゴルフは何度も回った経験があるコースのほうがスコアが出しやすいと言われています。「なんとなく慣れてるから」で終わらせず、理由をしっかり分析すると、上達への道筋が見えてきました。

コースの全体像を理解しているからスコアが伸びやすい

 プロゴルファーであっても得意なコースと苦手なコースがあり、コンディション以外にも、トーナメントでの勝負の明暗を分ける鍵となっています。アマチュアゴルファーはなおさらで、河川敷のように平坦なコースではスコアが出やすく、アップダウンやフェアウェイのうねりがあるコースでは大叩きしがちというのはよく言われることです。

コースに関する情報は多いに越したことはない
コースに関する情報は多いに越したことはない

 また、何度も回っているコースであればコースの雰囲気が分かってくるので、初めて行くコースに比べればうまくいく気がします。具体的にどのような要因からスコアが出しやすくなるのか、レッスンプロの山本昌夫氏は以下のように説明します。

「やはり『景色に慣れる』『距離感が養われる』ことが大きな理由ですね。まず景色に慣れることで、いつも通り落ち着いてショットを打つことができます。ゴルフはメンタルのスポーツでもあるので、安定した気持ちでショットを打つことができれば、それだけでアドバンテージになります」

「またコースレイアウトを理解しておけば、池やバンカー、どのくらいドッグレッグになっているかなど把握することができるので、ペナルティーになる可能性を大きく減らすことができます。もしコースレイアウトが頭に入っていなければ、ナイスショットを打てたのに、結果的にOBや池ポチャということもあり得ます。『これ以上打ったらバンカーに入る』という距離を理解した上で番手選びをしていくとスコアはかなり縮まります」

 プロゴルファーは、試合前日や前々日に練習ラウンドを行います。練習ラウンドではコースを回りながら「◯番ホールは狭いので、ティーショットはドライバーではなくフェアウェイウッドで打つ」など、スコアカードやメモ帳に記載をして、当日のラウンドに備えるそうです。

 プロゴルファーであっても前日に予習を行っているので、ぶっつけ本番でアマチュアゴルファーが初めてのコースに挑戦して、ベストスコアを出すのは至難の業といえます。

なるべく常にボールが見える地点に打っていく

 さすがにアマチュアゴルファーが練習ラウンドをすることは難しいですが、初めて行くコースで少しでもスコアを良くするために、できることはあるのでしょうか。山本氏は以下のように話します。

「『飛距離に頼ったゴルフをしない』『なるべくボールが見える位置に打っていく』ことが大切です。ティーショットでフェアウェイを外してしまうのは仕方ないですが、2打目、3打目のショットは、旗ばかりを狙うというよりは、大雑把にグリーンの真ん中あたりを狙っていきます」

「結局、初めてのコースはボールが着弾した地点まで近づいてみないと、どうなっているか分からないんですよ。そうすると、そもそも状況を把握しきれないので、持っていくクラブの本数が増えたり、不安な思いをかかえながら落下地点まで向かったりするので、ストレスが溜まります。ストレスが溜まるとショットに悪影響を及ぼしてしまうので、なるべく常にボールが見える地点に打っていくようにすると、気持ち的に楽になります」

 コースレイアウトは、カートナビを利用してある程度は把握することができますが、詳細な情報は実際に見てみるまで分かりません。ゴルフ場によってはカートナビが導入されておらず、ヤード杭を頼りに距離を把握したり、ゴルフカートに置かれている紙のコースレイアウトを参考にしたりしながら、プレーしなければいけないこともあります。

 余裕のあるゴルファーは、ホールごとの特徴をメモしながらラウンドしていくと、次回、同じコースでプレーするときに役立ちます。ベストスコアを更新したいというゴルファーは、今回紹介した考え方を参考にしてみると良いでしょう。

【写真】ベテランでも意外と正しくできてない!? バンカーのならし方、レーキの置き方

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レーキをかける場合は柄をなるべく平行にしてならす 写真:Getty Images
レーキはバンカーの外に置くのが最も一般的 写真:AC
バンカーの内側にフチと平行に置くパターン 写真:AC
レーキのヘッドをバンカー内に入れ、柄の部分をフチと垂直に置くパターン 写真:AC
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