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- 「練習はできるのに本番はダメ」なのはプロゴルファーも同じ! 想定以上のミスに対処する方法とは?
多くのアマチュアが悩む練習場と本番の違い。しかしそれはプロも同じだという。そこで、ミスをしてもスコアを崩さないプロのマネジメントから、大崩れを防ぐ方法を考えてみました。
練習では真っすぐ飛ぶのにコースに出ると当たらない
野球の世界にはブルペンピッチャーという言葉があります。ブルペン(投球練習場)ではいい球を投げるけど、試合になると緊張などでストライクが入らなくなる投手のことです。
ゴルフの世界にもブルペンピッチャーと同じような症状に悩んでいるゴルファーがたくさんいます。筆者もその一人です。練習場ではそれなりのショットが打てるようになってきたのに、ティーイングエリアに立つと練習では出たこともないようなミスショットが出ます。
ドライバーでいえば、典型的なのがテンプラです。テンプラはボールが前に飛ぶのではなく、上に高く上がるミスショットです。

テンプラなんて練習場では1球も出ないのに、コースに行くと頻繁に出ます。ティーを低くするとテンプラが出にくいと聞いたので、テンプラが出た後はティーを低くするのですが、そうすると今度はチーピンが出ます。
チーピンはボールの軌道が麻雀の七筒(チーピン)の形に似ていることから名づけられたミスショットです。真っすぐ飛んだボールが急激に左に曲がります。
チーピンも練習場ではほとんど出ませんがコースではよく出ます。要するにコースでは練習場と同じスイングができていないということなのでしょう。
その悩みをプロゴルファーとのラウンドレッスンの際に相談したところ、次のような答えが返ってきました。
「コースに行くと練習場では出ないミスショットが出るのは、アマチュアのみなさんだけじゃなくてプロゴルファーも同じです。ミスの幅は小さいですが、試合中のショットの9割はミスショットです。自分のイメージどおりに打てたショットなんて1割もありません」
「それでもパープレー前後のスコアで回ることができるのは、ミスショットが出ることを前提にコースマネジメントしているからです。ミスショットが出ても絶対に外してはいけないサイドにボールが飛ばないようにショットの狙いどころを定めています」
「アマチュアのプレーを見ていると、ショットの精度がそれほど高くないのに、ピンしか狙っていない人が多いです。それだとミスショットが出たときにアプローチが絶対に寄らないサイドにボールが飛んでしまいます」
「プロゴルファーはグリーンを外しても寄せワンでパーが取れるようにマネジメントしています。アマチュアも、ミスショットが出ても大ケガにならないようにプレーしたほうが、いいスコアで回れる可能性が高くなると思います」
アマチュアはミスの幅が大きいのでマネジメントが破綻する
その話を聞いてからコースマネジメントを意識してラウンドするようになりました。それでうまくいったラウンドもあれば、うまくいかなかったラウンドもあります。
結局のところ、アマチュアはミスの幅が大きいので、ミスを想定していても想定を上回ることが起こります。想定外のことが起こると人間は動揺してミスが連鎖します。そして1ホールで10打以上の大叩きが発生します。

先日のラウンドでも4ホール目のパー5で想定外のミスが出たことで動揺し、ミスが連鎖して11打のビッグイニングになりました。でも、後から振り返るとまだ4ホール目なのにショットの選択で無理をしすぎたと反省しました。
そのホールはティーショットで左にチーピンを打ち、そこからフェアウェイに戻しても3打目でグリーンに届く状況ではありませんでした。ミドルアイアンで刻んで4オン狙いでよかったのに、何を血迷ったのかフェアウェイウッドをマン振りし、右プッシュを打ってトラブルを広げました。
ティーショットをミスしているのだから4オン2パットのボギーで十分と割り切れば、あのようなクラブ選択にはならなかったのですが、「グリーンに少しでも近づけて、あわよくば寄せワンでパーを取ろう」と欲を出したばっかりに、1ホールで6オーバーの借金を作ってしまいました。
100切りレベルのアマチュアであれば、ハーフ13オーバー49なら合格点です。ボギーはOKで、ダブルボギーも4個まで打つことができます。それなのに1ホールで6オーバーすると後が苦しくなります。
プロゴルファーはどんなに調子が悪くても最終ホールまで予選通過の可能性を残すようにマネジメントしながらプレーするそうです。それに当てはめれば、4ホール目はまだ無理をする局面ではなく、「ボギーでOK、ダブルボギーでも大丈夫」というマネジメントをすべきでした。
でも、ゴルフは自分の思いどおりにならないから飽きないのかもしれません。プロもアマチュアもレベルは違えど同じ悩みを持ち、「練習ではできるけど本番ではできない」を繰り返しています。
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