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- 「雨が楽しい。濡れる感じが(笑)」 大雨を“力”に変えた菅沼菜々が首位と3打差で運命の最終日に挑む
国内女子ツアー「資生堂レディス」。大会3日目を5バーディー、1ボギーの68で回った菅沼菜々は、トータル4アンダーの7位タイで最終日を迎えます。
「雨の中のプレーは得意」
◆国内女子プロゴルフ<資生堂レディスオープン 6月29日~7月2日 戸塚カントリー倶楽部(神奈川県) 6605ヤード・パー72>
国内女子ツアー「資生堂レディス」は今日が大会最終日。
菅沼菜々は3日目を5バーディー、1ボギーの68で回り、トータル4アンダーの7位タイに浮上。首位と3打差の好位置につけ、悲願のツアー初優勝を目指す最終日の戦いが幕を開けます。
「雨の中のプレーは得意なので、思った通りに振れたショットが多かったので、すごい良かったなと思います」と3日目を振り返った菅沼。
降雨によるコースコンディション不良のため、一時競技が中断になるなど難しいコンディションの中でのプレーを強いられたものの、雨を味方につけ好プレーを見せた菅沼は「焦るとスイング(リズム)が速くなっちゃうんですけど、雨だと『落ち着いてやろう』といつも以上に思うので、それが良い感じなのかな」とスコアを4つ伸ばせた要因を分析しました。
多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、「雨が楽しい。濡れる感じが楽しいので」と余裕を見せ、さらに「(雨で)グリップは滑らないのか?」と質問が飛ぶと「滑らないです。拭いてるから(笑)」と報道陣を笑わせた菅沼は、トレードマークでもある“前髪”についても言及。
「雨の日はガチガチに固めて前髪は大丈夫でした。後ろ髪はまとめちゃうんですけど前髪はいつも以上に固めますね。(ヘアスプレーの)ケープ4重です(笑)。いつもは2回くらいだけど」とラウンド後の表情も和やか。
前週の「アース・モンダミンカップ」は最終日に66をマークするなど首位と2打差の4位タイで終え、今週もその好調ぶりを継続。菅沼は「(今大会が)私の中では前半戦最後の試合」とコメントし、続けて「前半戦のうちにシードを決めたいっていうのがあるので、いい締めができるように頑張りたい」と逆転優勝へ向け力強く意気込みを語りました。
大会最終日、菅沼は内田ことこ、イ・ミニョンと同組で回り、1番ホールから午前10時にティーオフを迎えます。
菅沼 菜々(すがぬま・なな)
2000年2月10日生まれ、東京都出身。18年プロテスト合格。20-21年シーズンは賞金ランキング47位で初のシードを獲得。22年シーズンは、メルセデス・ランキング8位と躍進。初優勝が期待される選手の一人。あいおいニッセイ同和損保所属。
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