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- 球数を打てばうまくなるわけじゃない! メジャーで連続V争い 畑岡奈紗の「ボールを打たない練習」とは?
多くのツアープロのコーチとして活躍している石井忍氏が、“ここはスゴイ”と思った選手やプレーを独自の視点で分析します。今回注目したのは、女子メジャー「アムンディ・エビアン選手権」で3位フィニッシュした畑岡奈紗(はたおか・なさ)です。
全米女子OPに続きエビアン選手権も上位フィニッシュの畑岡奈紗
7月27日から30日の期間、フランスのエビアンリゾートGCで女子メジャー「アムンディ エビアン選手権」が行われました。
優勝したのは、最終日を単独首位でスタートした地元フランスのセリーヌ・ブティエ選手。2位に6打差をつけ、通算14アンダーでツアー通算4勝目、メジャー初制覇を達成しました。

戦いの舞台となったエビアンリゾートGCは、比較的コースが狭く、随所にアンジュレーションがあるのが特徴的。スロープをうまく利用しながら攻略しなければいけません。こういったタイプのコースは、パワーヒッター以外の選手にもチャンスがあり、日本勢で得意とする人も多いはずです。
実際、この大会がメジャーに昇格する前の2009年、2011年大会は、宮里藍さんが優勝を果たしています。
今大会の日本勢の最上位フィニッシュは、笹生優花選手と畑岡奈紗選手の3位タイ(通算7アンダー)でした。笹生選手は、7月19日から22日まで開催されたダブルス戦のダウ・グレートレークスベイ招待で3位タイ。調子を維持して今大会に臨んだようです。ちなみに、タッグを込んだのは、優勝したブティエ選手でした。
笹生選手と同じ3位タイの畑岡選手は、最終日最終組でスタートしました。3バーディー・4ボギーの72とスコアを落とし、通算7アンダーの3位で大会を終了。メジャー初制覇とはなりませんでしたが、全米女子オープン(4位タイ)に続く上位フィニッシュです。
練習場で体の動きやポジションをチェックしておく
さて、そんな畑岡選手が練習場で興味深いシャドースイングをしていました。
クラブを肩と平行になるように水平にし、両腕をクロスして胸と腕でクラブを挟みます。そのまま前傾姿勢をつくり、上体を右に回転。トップの位置まで胸を回すと、腕を伸ばしてクラブを握り、トップでの手元のポジションをチェックします。さらにそのまま切り返し、ダウンスイングの軌道や動きを入念に確認していました。
練習場での練習といえば、ターゲットを狙ってボールを打つケースがほとんど。その練習はもちろん大事ですが、畑岡選手のように体の動きやポジションをチェックする時間を設けることも重要です。
練習場では、「動作・ポジション確認」と「ボールを打つ練習」を使い分けて行いましょう。単純にボールを打つだけでなく、動きのチェックをしておくと、コース内でうまく立ち回れるようになるはずです。
畑岡 奈紗(はたおか・なさ)
1999年生まれ、茨城県出身。2016年の日本女子オープンで国内メジャー史上初のアマチュア優勝達成。その後、プロ転向して翌17年から米ツアーに参戦。同ツアーでは18年に初勝利を挙げ、昨シーズンはDIOインプラントLAオープンで米ツアー通算6勝目。日本ツアーでも、19年に日本女子プロゴルフ選手権、日本女子オープンを制するなど、ツアー通算5勝を挙げている。アビームコンサルティング所属。
【解説】石井 忍(いしい・しのぶ)
1974年生まれ、千葉県出身。日本大学ゴルフ部を経て1998年プロ転向。その後、コーチとして手腕を発揮し、多くの男女ツアープロを指導。「エースゴルフクラブ」を主宰し、アマチュアにもレッスンを行う。
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