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来季は米ツアーに挑戦する吉田優利と稲見萌寧 ともに12位タイで国内ツアー最終戦を締めくくる
国内女子ツアー最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」最終日。来季の米女子ツアーを目指す吉田優利と「TOTOジャパンクラシック」優勝の権利で参戦する稲見萌寧の二人が、ともに12位タイという成績で今季を締めくくった。
20位以内を目指しQシリーズに挑戦する吉田優利
◆国内女子プロゴルフ<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 11月23~26日 宮崎カントリークラブ(宮崎県) 6497ヤード・パー72>
国内女子ツアーのシーズン最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を終えて、来季の米ツアー出場に思いをはせている選手が2人いる。
11月30日から行われる米国女子ツアーへの出場権をかけたQシリーズ(11月30日~12月5日、アラバマ州ロバート・トレント・ジョーンズ・ゴルフトレイル・マグノリアグローブGC フォールC・クロッシングC)にエントリーしている吉田優利がその1人だ。
10月10日時点のロレックス(女子世界)ランキング75位以上の資格でステージI、ステージIIを免除されて挑む最終関門。同じ舞台に臨む西郷真央は、日本での最終戦を欠場して準備を整えているが、吉田は最後まで戦ってから渡米する道を選んだ。
結果は12位タイ。「いい4日間でした。強いていえば、後半崩れかけたところを最小限で切り抜けられた」と振り返り、実戦の手応えを残したまま大会翌日には機上の人となる。
昨年に比べ、2ラウンド少なくなったとはいえQシリーズは6ラウンドの長丁場。2つのコースを使用するため練習ラウンドも最低2回はしなくてはならないが「どんなコースかもわからない」と、行ってからの勝負となる。
それでも「ショット面で完璧とはいえないけど、スコアメイクがプロゴルファーとして一番に考えたい部分」と、臨機応変なプレーで特別な試合以外はほぼ出場できる20位以内を目指す。
もう一人、日本開催の米ツアー、TOTOジャパンクラシックで優勝して米国出場権を獲得した稲見萌寧も、12位タイで大会を終え気持ちを来季に切り替えた。
元々、海外志向が強い方ではなかったが、自分の力で勝ち取った権利の行使を即断。新しいフィールドでの経験に踏み出すことにした。
今大会が日本ツアーを主戦場にする最後の試合になるため、ファンの思いを一身に受け止めた。「ファンの人とか、結構泣いてくれて……。もらい泣きをギリギリで耐えたんですけど。そっか。(米ツアーに行ったら)会えないのかな、と思って」とファンのありがたみを改めて感じた。
「海外へのチケットをもらって、でも日本で日本人と回って勝ったのに『米ツアー1勝』っていわれてちょっと違和感があります。自分が思っているよりも経歴がすごすぎて……」と戸惑いつつも、「あの試合に勝ってよかったな」と語った。Qシリーズに出る必要がないからこそ、心はそちらに向いている。
「一番の目標は英語をしゃべれるようになること。洋楽は好きなんですけど……。海外の選手とコーチがしゃべってるのが、すべて聞き取れたらいいなぁ」と、飛び込んでいく気持ちは十分。
裏を返せば、ゴルフそのものには自信があるということでもある。「次に日本で勝ったら英語で(インタビューを)頑張りたい」と笑顔で締めくくった。
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