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- 砂川公佑が圧勝で来季の優先出場資格をゲット! 片岡大育は2位、重永亜斗夢は8位に入る【男子ファイナルQT】
来季のツアー出場優先順位を決めるファイナルQT最終日、砂川公佑(すながわ・こうすけ)が65をマークして通算23アンダーでフィニッシュ。2位以下に4打差をつける圧勝でトップ通過を果たした。その結果、来季の優先出場資格を手にした。
「勝つことだけを考えて1年間戦う」(砂川)
◆国内男子プロゴルフ<ファイナルQT 12月5~8日 下関ゴールデンゴルフクラブ(山口県) 7015ヤード・パー72>
来季のツアー出場優先順位を決める男子ファイナルQTもいよいよ最終日を迎えた。首位から3打差に8人がひしめく混戦となっていたが、いち早く抜け出したのは、3日目まで単独首位を守り続けていた砂川公佑だった。
前日は「強風の影響もあり、イメージどおりのボールを打てなかったです」と、今大会初のオーバーパーとなる73でホールアウト。しかし、最終日は初日、2日目に見せていた積極的なゴルフが復活、6番ホールまでにスコアを4つ伸ばす。
9番パー4でボギーを叩いたものの、後半もスコアを4つ伸ばし通算23アンダーでフィニッシュ。終わってみれば、2位以下に4打差をつける圧勝だった。
「初めから優勝しか狙っていなかったです」。言葉だけ聞けばずいぶんと強気な発言にとられるかもしれないが、砂川なりの理由がある。
「ツアーの出場資格を得られる20位以内を目標としていましたが、そのラインを気にするとプレッシャーになると思ったんです。優勝を目指していれば、20位以内に入れるんじゃないかと」
今季はツアー13試合に出場したが、予選カットラインを気にするあまり、自分のゴルフを見失い、結局半数以上の7試合で予選落ちを喫した。その苦い思い出を反面教師としたのだ。
見事その作戦が成功したわけだが、プレッシャーがかかる中で技術はもちろん、自分のゴルフをやり切った精神面での成長が1位通過の要因でもある。これで砂川は来季のほぼ全試合に出場できることになったが、「まず1勝することが目標です。勝つことだけを考えて1年間やってみようと思います」と目を輝かせる。
98年生まれの25歳で、同学年には金谷拓実、1学年下には中島啓太、蝉川泰果ら今年の賞金ランキング上位を占めた選手が顔をそろえるが、隙の無いゴルフを身につけ、少しでも彼らに追いつくつもりだ。
また、第1回リランキングまでの出場資格が与えられる20位以内には、片岡大育(2位)、重永亜斗夢(8位)、大岩龍一(11位)、武藤俊憲(17位)ら、ツアー優勝者、シード経験者が入った。反対に、上井邦浩、小鯛竜也、貞方章男、手嶋多一、内藤貫太郎、平本穏、河野祐輝、上平栄道、高橋竜彦らは出場資格を得られなかった。
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