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- 「全米で優勝争いがしたい」“鉄人”表純子が師匠の名前を冠した「岡本綾子カップ」で優勝! 不動裕理の3連覇を阻む
4月8日、新南愛知CC美浜C(愛知県)で「美浜インビテーショナルレジェンズ岡本綾子カップ」が開催、表純子(おもて・じゅんこ)が2位に2打差をつけ優勝を飾った。
「綾子さんの前で優勝できてうれしいです」(表)
桜満開の中で行われたレジェンズプロたちの戦いを「鉄人」表純子が制した。
4月8日、新南愛知CC美浜C(愛知県)で開催された「美浜インビテーショナルレジェンズ岡本綾子カップ」は、激戦の様相を見せていたが、表純子がバックナインに入って抜け出した。
好調さを取り戻したドライバーショットを生かして3バーディーを奪い、3アンダーでホールアウト。3連覇がかかっていた不動裕理や茂木宏美、近本英恵の3人に2打差をつけて優勝した。

「(岡本)綾子さんの前で久しぶりに優勝できてうれしいです」と”師匠“の前で満面の笑みを見せた表。大会前には今までにない腰の痛みに悩んでいたが、勧められて大会と縁のあるお寺をたずねたところ「気分的にもよかったんでしょう」と回復の兆しを見せたことで、勝利を手にした。
50歳になったら全米シニア女子オープンに出場することを目指して練習を続け、2024年は予選を突破して初出場。7位タイに入って今年の出場権を獲得している。
2025年の目標も「全米(シニア女子オープン)で優勝争いがしたい。山本薫里(2位)や鬼澤(信子=3位)が優勝争いしているのがうらやましかったし、試合が楽しかった」と目を輝かせる。
そのために、オフには週1回のトレーニングと、毎日200珠の打ち込みかラウンドを自らに課してきた。生活面にも大きな変化がある。毎日、飲むのが当たり前だったビールを「自宅にいる時は飲まない。10日続けて飲まなかったこともあります。何かをガマンしたほうがといいかな、と思って」と、制限している。照れ屋の表らしくはにかみながらだが、そこからは決意の強さが伝わってくる。
2011~17年まで日本ツアー241試合連続出場の記録を持つ『鉄人』がメジャータイトルに向けて本気になった。師匠の大会での優勝は、その大きなステップとなるはずだ。
第3回大会となる今年は、4つのパー3ホールすべてに100万円のホールインワン賞がかけられていた。トーナメントの優勝賞金と同じビッグプライズを、高又順が11番で達成。
「145ヤードを7番アイアン。グリーンが難しいから真ん中を狙おうと思ったらいい当たりで。グリーンが硬かったから10ヤードくらい手前から転がりました。スライスライン」と破顔一笑。
昨年は年間187ラウンドと、試合やラウンドレッスン、プライベートと、生活の中でゴルフの比重は高まるばかり。「ゴルフが前よりもっと面白くなっている」と、いう思いはさらにヒートアップしつつある。
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