- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- ともに失意の初日だったマキロイと松山英樹が劇的カムバック! マキロイは“松葉”から圧巻イーグルで称賛の嵐【マスターズ2日目】
2025年度の「マスターズ」2日目が終了。首位はスコアを1つ伸ばして初日の位置を守ったジャスティン・ローズ(-8)、2位にはスコアを4つ伸ばしたブライソン・デシャンボー(-7)が上がってきている。
マキロイは「66」で6アンダー3位タイ、松山は「68」で3アンダー12位タイ
◆米国男子プロゴルフ メジャー第1戦
マスターズ 4月10~13日 オーガスタナショナルGC(ジョージア州) 7555ヤード・パー72
2025年度の「マスターズ」2日目が終了。首位はスコアを1つ伸ばして初日の位置を守ったジャスティン・ローズ(通算8アンダー)、2位にはスコアを4つ伸ばしたブライソン・デシャンボー(通算7アンダー)が上がってきている。
一方、ともに初日バックナインで手痛いダブルボギーを叩き、良い流れを切ってしまったローリー・マキロイと松山英樹がそろって見事なカムバック。マキロイは「66」で通算6アンダー3位タイ、松山は「68」で3アンダー12位タイに浮上している。

初日イーブンパーのマキロイは、バーディーの欲しい2番パー5でティーショットを右に曲げてしまう。太い木が目前でスタイミーになる不運に見舞われるも、これをナイスアウトすると116ヤードの3打目を2メートル弱につけて最初のバーディー。しかし、フロントナインその後はスコアカード通りのプレーが続いた。
圧巻はバックナイン。10番で177ヤードの2打目を60センチにつけるスーパーショットでバーディー、続く11番でも2打目を1.5メートルにつけて連続バーディーを奪取した。
12番パー3をパーで通過すると、13番パー5では再びのスーパーショット。左ドッグレッグのティーショットはフェアウェイをやや突き抜け、松葉が敷き詰められたエリアへ。不安定なライでグリーン手前に小川が流れる難しい状況だが、214ヤードを果敢に攻めてピン手前3メートルにつけ、これを沈めてイーグルとした。その後15番パー5でもきっちりバーディーを奪い、通算6アンダー。悲願のキャリア・グランドスラムを懸けた週末に向かう。
「昨日の終わり方を考えれば、今日の立て直しを自分自身誇りに思う。昨日もいいプレーをしたと自分に言い聞かせていた。あの2ホールのミスで今週全体の流れを決めさせるわけにはいかなかった」とマキロイ。精神的に難しい状況を強い決意で乗り切ったことをうかがわせた。

1オーバーから出た松山は、1番パーの後、2番パー5で幸先よくイーグル。246ヤードの2打目を1.5メートルにつけるスーパーショットで一気にアンダーパーへ。4番パー3でボギーを叩くも、3番パー3を3メートルにつけてバーディー。通算1アンダーで折り返す。
バックナインに入ると、さらに松山のエンジンがかかる。10番で2メートル弱を沈めてバーディーとすると、13番パー5でも2オンに成功してまた1つ伸ばす。続く14番では2打目を傾斜を利用して1メートル強につけ、連続バーディー。さすがのショット力を見せつけた。
その後の15番でボギーを叩いたものの、松山本人も「いいプレーだったと思う。明日も変わらずいいプレーができるようにしたい」と、初日の悔しさを晴らすのに十分な内容。首位に5打差の通算3アンダーと優勝を十分狙える位置で2日目を終えた。
その他の上位陣は、マキロイと並ぶ通算6アンダー3位タイにコーリー・コナーズ、5アンダー5位タイにスコッティ・シェフラー、マット・マカーティー、シェーン・ローリー、ティレル・ハットン、4アンダー9位タイにビクトル・ホブラン、ジェイソン・デイ、ラスマス・ホイガードがつけている。
最新の記事
pick up
ranking