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- 「自分は欲の塊」 痛恨“トリ”からカムバックのルーキー都玲華 “優勝請負人”の助言が後押し
今季レギュラーツアー4試合目のルーキー都玲華(みやこ・れいか)が、トリプルボギーからの見事なカムバックで上位に食い込んだ。
トリプルボギーで「逆に吹っ切れた」
◆国内女子プロゴルフ 第8戦&メジャー第1戦
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 5月8~11日 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県) 6675ヤード・パー72
今季レギュラーツアー4試合目のルーキー都玲華が、トリプルボギーからの見事なカムバックで上位に食い込んだ。

出だし1番パー5でバーディーを奪い幸先いいスタートを切ったが、2番パー3でまさかのトリプルボギーを叩いた。「ピンハイくらいに落ちて、そこから奥に落ちて…。またそこからミスして、寄らず入らず。とにかくボギーでもダボでもなくて、トリまでいってしまったから、逆に何も思わなかったです(苦笑)」と吹っ切れた。
都は今大会初出場で、コースを回るのも初めて。キャディーは“優勝請負人”とも言われる清水重徳氏が務めるが、これも初タッグだ。
「“トリ”のあと、『まだ2番だし、次はパーを取ろう』とノリ(清水氏)さんが背中を押してくれました。次のホールは“ガッツパー”だったけど、あれが入ってくれたから流れがよくなって戻ってこられたと思います」。
5番、7番をバーディーとし、後半も11番で7メートル、15番パー5は1.5メートルのバーディーパットを沈め、この日は「70」の通算2アンダーでフィニッシュした。
清水氏の“圧”はさらりとかわし…
この日の都は、清水氏のアドバイスにしっかりと耳を傾けたことが功を奏した。「練習ラウンドでも最初はノリさんの“圧”はありました(笑)。『セカンドは飛ばへんなー』とか言うので、私は全然ゴルフがうまくないし、そんなもんだからって言いました(笑)。でも、ウェッジの距離は把握していたけれど、昨日の時点でアイアン(の距離)は把握できていなかったので、ノリさんに言われてトラックマンでしっかりとメモしました」。
実は、去年よりも飛距離が落ちていたのは自分でも気づいていたという。しかし、「プライドもあってか、それを認めずに以前の距離で計算していたから、やっぱり距離が合わなくて。でも今日はそれがなかった」。
ラインの読みやマネジメントで要所のアドバイスがあったおかげで、欲張らずにプレーできたという。「自分は欲の塊(笑)。なので、欲を抑えながらゴルフをするのがいかに大事かっていうのをすごく学びながらやっています」。
ルーキーにとってはすべてが新鮮。連戦が続ける中で「揚げ物やラーメン、小麦も取りすぎないように。焼肉もタレをつけすぎないようにとか、笑。夜もYouTubeを見すぎて遅くなるので、スマホは触らず早く寝ています」と、食や睡眠にも気を付けている。残り3日間も清水氏のアドバイスを力に上位フィニッシュを目指す。
都 玲華(みやこ・れいか)
2004年生まれ、徳島県出身。23年「フジサンケイレディス」と「ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ」でベストアマを獲得。24年も「明治安田レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント」でベストアマに輝き、ステップ・アップ・ツアー「大王海運レディスオープン」で同ツアー史上6人目のアマチュア優勝を達成。「ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ」で2年連続のベストアマ獲得した。24年のプロテストに合格。
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