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全英での活躍は至上命題に… 切符を手にした阿久津未来也、宋永漢、河本力にかかる“期待”と断ち切りたい“ジンクス”
国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン2025」最終日、優勝した阿久津未来也(あくつ・みきや)、2位タイの宋永漢(そん・よんはん)、河本力(かわもと・りき)の3人が、7月17~20日に北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGCで開催される「全英オープン」の出場権を獲得した。
「ミズノオープン」上位資格での全英出場者は過去2年すべて予選落ち
◆国内男子プロゴルフ
~全英への道~ミズノオープン 5月29日~6月1日 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県) 7461ヤード・パー72
「全英オープン」といえば現存する世界最古のトーナメントであり、4大メジャーの中で最も権威がある大会といわれている。
海沿いにある“リンクス”と呼ばれるコースを舞台にすることが多く、強い海風とセパレートされていないホールが特徴だ。今年で153回目を迎える同大会だが、国内ツアーの「~全英への道~ミズノオープン」上位3人に出場権が与えられる。

その権利を獲得したのが、優勝した阿久津未来也、2位タイに入った宋永漢と河本力だ。
「絶対圧倒されると思いますが、選手として行く以上はギャラリーになってはいけないと思うので、しっかり地に足をつけてプレーしたいです」(阿久津)
「今回で3回目ですが、すごく勉強になるし出場するのが楽しみです。今までよりも上位に行きたいです」(宋)
「全英オープンには昔から出たいと思っていました。しっかり体のコンディションを整えて、いい状態で臨みたいです」(河本)
今年は7月17日から北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGCで開催されるが、数ホールに手を加えたことで、同コースで開催した2019年大会ときよりも高い難易度が予想される。
それでも3選手には活躍が期待される理由がある。というのも、過去2年同じ権利で出場した選手は計7人いるが、1人も予選を通過していない。しかも、昨年からは出場権を与えられる人数が上位4人から3人に減っている。今年も誰一人予選を通過しなければ、さらに人数が減ることも十分に考えられるだろう。
ただ、宋は過去2回出場してどちらも予選通過した実績を持ち、河本は初出場だが昨年の「全米オープン」に出場したことで海外メジャーの雰囲気は理解している。圧倒的な飛距離を生かせば面白い存在だ。
阿久津も持ち前であるステディなゴルフを展開できれば、上位をうかがえるチャンスは十分ある。むしろ、彼らが活躍することで出場枠を元の数に戻してほしいところだ。
ちなみに、すでに出場資格を得ているその他の日本人選手は以下の通り。
今平周吾(24年「日本オープン」優勝者)、金谷拓実(5月29日時点でのフェデレーションランキング上位5名)、星野陸也(24年「Race to Dubai」最終ランキング上位25名)。さらに、21年「マスターズ」優勝などで松山英樹が資格を持つ。
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