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蝉川泰果が“左肋骨3本骨折”乗り越え1年半ぶりツアー5勝目 ジャンボ尾崎を越える最年少記録で日本タイトル3冠
国内男子ツアー「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ2025」最終日、通算10アンダーで4日間を終えた蝉川泰果(せみかわ・たいが)と堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)のプレーオフに突入。1ホール目で蝉川がバーディを奪い、1年半ぶりとなるツアー5勝目を飾る。24歳148日での日本タイトル3冠獲得は、ジャンボ尾崎が持っていた最年少記録(27歳248日)を塗り替える新記録となった。
ウイニングパットを決めた瞬間の記憶は飛んでいた
◆国内男子プロゴルフ メジャー第2戦
BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 6月5~8日 宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県) 7430ヤード・パー71
まさにツアープロナンバーワンを決める大会に相応しい激戦だった。特に上がり3ホールでは、優勝を争った蝉川泰果と堀川未来夢が互いに厳しいパットを沈めるなど、気迫がギャラリーや視聴者にも伝わったのではないか。圧巻だったのは最終18番ホールでのグリーン上だ。先に蝉川が約5メートルのバーディパットを沈めて通算10アンダーでホールアウト。同じ10アンダーの堀川は約4メートルのパーパットを残していただけに、外せば試合終了となる。しかし、堀川がカップに捻じ込み、勝負はプレーオフへ。

舞台はこの日のホール難易度3位の18番パー4。ティショットでフェアウェイをキープした堀川に対し、蝉川は左のバンカーへ。しかし、蝉川は作戦どおりだったという。「右のラフにつかまるよりは左のバンカーからのほうがグリーンを狙いやすいと思いました」。ラフからだとスピンをかけにくいが、バンカーならボールも止まりやすいメリットもある。狙いどおり、ピンまで残り178ヤードから7番アイアンで放った2打目はピン上2メートルに止まる。逆に、堀川2打目はグリーン上に落としたものの、奥のグリーンエッジまで転がった。
先にカップインを狙った堀川の第3打は無常にもカップの横を通り過ぎる。その後、決めれば優勝というプレッシャーの中、ウイニングパットを沈めた蝉川。激闘を制したにもかかわらず、その瞬間の記憶は飛んでいたという。
「緊張感の極限だったんだと思います。残り3ホールで2打差あったので、神頼みしながらのプレーでしたが、久々の優勝なのでめちゃくちゃうれしいです」。
今回の優勝でツアー5勝目だが、なんと「日本オープン」、「ゴルフ日本シリーズ」に続く日本タイトル3勝目。しかも、24歳148日での3冠達成は、ジャンボ尾崎の27歳248日を抜く最年少記録だ。「たまたま自分が若い年齢で3冠を達成したかもしれませんが、来年の日本プロを獲りたい気持ちでいっぱいです」と、早くもグランドスラムに視線が向く。
約1カ月、クラブを持つことができなかった
今季、国内ツアーに出場したのは今大会が4試合目となる蝉川だが、出場できなかった理由がある。実は、左肋骨を3本も疲労骨折していたのだ。1月から米下部ツアーのコンフェリーツアーに参戦。3戦連続で予選通過していたが、4戦目の「アスタラゴルフ選手権」に出場した際、左わき腹に激痛が走ったという。「MRIやCTでも異常なしといわれ、ずっと不安を抱えていました。1カ月ぐらいクラブを握れない時期もありましたが、疲労骨折とようやくわかり、ホッとしました」。5月から国内ツアーに出場はしているものの、完治はしておらず、思うように体を動かせない部分もあるという。
「本当ならコンフェリーツアーにそのまま参戦したかったので悔しいですが、まさか国内ツアーに参戦してこんなに早く優勝できるとは思っていませんでした」。ケガをしたことでプラスになった面もある。どのようにしたらケガをしにくい体になるのか、食事面やトレーニング面を見直し、強い体の構築を改めて探っているという。さらに、困難に立ち向かうようになったからか、「以前よりも勝負強くなっている」そうだ。今大会では早速その勝負強さを披露した形となった。
体調面を考え、国内ツアーの次戦は8月になるが、シーズン2勝目、3勝目を狙うのはもちろん、賞金王も目指す。さらには、今大会の優勝で出場権を得た欧州ツアーのBMWインターナショナル、PGAツアーの「ベイカレントクラシック」でも上位を狙いにいくつもりだ。
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