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- 全身“白”で心を奮い立たせた――鈴木愛、苦闘の末につかんだ涙の今季2勝目
5試合連続予選落ちで心身ともに疲れ切っていた鈴木愛が、最終戦を“全身白”で戦い抜き復活優勝。岩井千怜とのプレーオフを制し、自信と今後の大目標をつかんだ。苦しさを乗り越えた成長の一戦となった。
疲労困憊で迎えた最終戦
◆国内女子プロゴルフ 最終戦
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 11月27~30日 宮崎カントリークラブ(宮崎県) 6543ヤード・パー72
白、白、白、白。最初から最後まで、鈴木愛は全身ホワイトのコーディネートで戦い抜き、そして優勝をつかんだ。まるで深紅のチャンピオンブレザーを羽織ることを最初から予定していたかのように――。だがその装いは、苦しい気持ちを必死につなぎとめ、シーズン最後の戦いに臨むための心の表れでもあった。

3月から続く長いシーズンの最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。今季の優勝者をはじめ、選ばれし40人のみが立てる舞台だが、鈴木の心は疲労困憊だった。
岩井千怜との2ホールに及ぶプレーオフを制した瞬間、「やっと終わった! というのが一番。それから優勝できてよかったなって」と語った言葉からも、その重さが伝わる。
5戦連続予選落ちのどん底

静かな8位スタートから2日目に2位まで浮上した際も「あと2日だぁ!」とこぼすほど、苦しいシーズンだった。
8月末の「ニトリレディス」で今季初勝利を挙げたものの、その後は「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」からまさかの5戦連続予選落ち。「気持ちを上げるのが一番難しかった。ショットもパットも悪くて一番しんどかった。体調も悪くないのに調子だけが悪くて、あきらめモードになっていた」と振り返る。
光が差したのは終盤の「マスターズGCレディース」。そこから少しずつ本来の感覚が戻ってきた。
最終戦には米ツアーで活躍する選手が多数参戦し、岩井千怜もその一人。「日本ツアー代表としての意地は?」との質問には「今の自分はそんなレベルじゃない。いい選手が来たら順位が下がるでしょ、と思ってました」と苦笑したが、最後は米ツアー初優勝の岩井を下した。
「アメリカのコースは難しい。その中で優勝経験のある選手ばかり。その中で自分が一番上に立てるなんて」と、大きな自信につながった。
徳島の先輩・ジャンボへの敬意

4日間貫いた白のコーディネートは、彼女の心を支えるためのもの。「白がいい。白で気持ちをアゲてやらなくちゃ」と語ったように、自らを鼓舞し続けた証だった。
表彰式では地元・徳島のファンに向け、ツアー94勝を誇るレジェンド・尾崎将司の名を口にした。「ジャンボさんを越える選手はなかなかいないけど、できるだけ近づきたい」。同郷の大先輩を強く意識している。
31歳という年齢を踏まえ、「理想としては35歳までに(永久シードの条件となる)30勝」という大きな目標も掲げた。
待望のオフは、愛してやまないポケモンのゲームに没頭する予定。お気に入りは“のりものポケモン”のラプラスだという。「ゲームの中に入って、自分でポケモンを育てたい」と笑顔を見せた。
ポケモンに癒やされ、心の整え方を身につけた鈴木愛は、さらに成長した姿で次のシーズンに戻ってくるに違いない。
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