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- 蝉川泰果が2打差5位浮上で逆転賞金王へのチャンス拡大! 過去に3例しかない「最終戦逆転賞金王」の条件をおさらい
国内男子ツアー「ゴルフ日本シリーズJTカップ」3日目、通算8アンダーで吉田泰基(よしだ・たいき)、小木曽喬(おぎそ・たかし)、宋永漢(ソン・ヨンハン)が首位に並ぶ。逆転賞金王を狙う蝉川泰果(せみかわ・たいが)は通算6アンダーの5位に浮上。最終日に逆転賞金王を賭けて戦う。
蝉川優勝で金子が4位以下なら逆転賞金王
◆国内男子プロゴルフ
ゴルフ日本シリーズJTカップ 12月4~7日 東京よみうりカントリークラブ (東京都) 7002ヤード・パー70
今大会で優勝を飾れば、逆転賞金王のチャンスがある蝉川泰果が5バーディー1ボギーの66をマーク。通算6アンダーまでスコアを伸ばし、前日の6位タイから5位に順位を上げた。首位との差も5打から2打へと縮まり射程圏内に突入したといっていい位置に上がった。
「3日目が鬼門だと思っていたんですが、伸ばすことができたので、あとは最終日にやり切るだけかなと思います」と、視線はすでに最終日に向いていた。
我慢比べよりもスコアの伸ばし合いが予想されるが、「18ホール中18個チャンスにつけると思って、ティーショットからセカンドショット、パッティングまで自分のアグレッシブさを出していけたらなと思っています」と、安全策をとる気は一切ない。
実際、この日も蝉川は積極的にピンを狙っていた。前半はバーディーパットがカップに蹴られるなど、チャンスを逃しながらもスコアを3つ伸ばす。しかし、いい流れで迎えたはずの10番パー4ではバーディーを狙いにいったがために、この日唯一のボギーを叩く。
第2打で2段グリーンの上段にあったピンまで届くギリギリの番手を選択したが、わずかに届かずグリーン手前まで戻ってしまったからだ。それでも、攻める気持ちは変わらない。その後バーディーを2つ奪い、上位との差を縮めた。

結果だけ見れば、この日ベストスコアタイをマークした蝉川だが、内心は決して穏やかではなかった。「最初から緊張感はありましたね。バーディーが決まり出した後も緊張感はありました」
16番パー4では右に、17番パー5で左にティーショットを曲げた。「しびれていましたね。バーディー取ればとかイーグル取ればとか考えていたので、しびれが来たかなと」
最終日はさらなるプレッシャーに襲われることは間違いない。それでも「緊張すること自体はいいことかなと思います」と、ポジティブに考える。
現在、賞金ランキング3位の蝉川だが、今大会で優勝を飾れば、獲得賞金額が1億2403万4786円となる。先週終了時での賞金ランキング1位である金子駆大の獲得賞金額は1億1613万1916円で、金子が4位以下なら蝉川が逆転することになる。
過去今大会で逆転賞金王を飾ったのは、片山晋呉(00年)、宮里優作(17年)、金谷拓実(24年)のわずか3例のみ。しかも、すべて賞金ランキング2位からの逆転であり、3位からの逆転劇はない。蝉川にとっては高いハードルだが、過去3年の戦績が8位タイ、優勝、7位タイと今大会との相性がいいのはプラス材料だ。
前日は谷口徹から「奇跡は起こるものではなく、起こすものだ」と激励されたが、そのことばはまだ心の中でしっかりと生きている。初日の6打差からの逆転という軌跡をどのように演じるのか、要注目だ。
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