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- 大荒れの展開であるぞ5年ぶり優勝! イ・ボミ今季2度目の予選通過に「うれしいね~」と満面の笑み
10メートル以上の風が吹き荒れるコンディションになったアースモンダミンカップ2日目。多くの選手がスコアを崩す中、ベテラン藤田さいきがアンダーパーフィニッシュ。優勝が狙える位置での決勝ラウンド進出を決めた。
「ショットはうまく打てたんですけど、パットが……」
強風の中、イ・ボミが今季2度目の予選通過。2017年CAT Ladies以来5年ぶりとなる通算22勝目を目指す。
アースモンダミンカップ2日目(24日、千葉・カメリアヒルズCC)、午後1時5分の最終組で10番からスタートしたイ・ボミは、コース近隣の木更津で瞬間最大風速19.6メートル/秒を記録した午後3時9分、前半のプレー真っ最中だった。
強風と格闘した。16番ボギー、18番ボギー、折り返して3番もボギーと3つスコアを落として通算1オーバーとしたが、1打1打、忍耐強くプレーを続ける。
その後も5番バーディーで一息ついたものの、6番で4つ目のボギーを叩く。7番では残り125ヤードの第2打を1メートルにつけて2つ目のバーディー奪ったが、最後の9番は風が難しい189ヤードのパー3。この時、すでに夕闇が迫っていた。バンカーからの第2打は「すごくいいライで、キャリーで5ヤード打ったんですけど、暗くて体力も落ちてた」とボギー。それでも、通算1オーバー27位タイでシーズン2度目の予選通過となった。
「難しかったです。ショットはうまく打てたんですけど、パットが……。自分のリズムでストロークできたのは何回かしかなかった。パットでボギー(を打ったの)が残念です」。ストローク中の風に悔しさをにじませた。
一方で予選通過には「うれしいね~」と満面の笑み。「(予選落ちで)最後までできないと悲しいから」と、決勝ラウンドに望みをつないだ。
この日の平均ストロークは76.5070。上位も伸びず、首位のささきしょうこは通算6アンダー。3日目も強い風が吹く予報が出ているだけに、逆転優勝のチャンスもある。
「ラインと風の(吹く)瞬間に迷うけど、できるだけ自分のリズムで打てるようにして。好きな試合なので頑張ります」と、最後まで笑顔で久々の勝利に立ち向かう。
出場144人の4日間大会で通算4オーバー63位タイまでの79人が予選を通過した。首位のささきに1打差、通算5アンダーの2位タイに藤田さいき、山下美夢有、稲見萌寧。1打遅れて木村彩子が追う展開となっている。
イ・ボミ
1988年8月21日生まれ、韓国出身。2010年に韓国女子ツアー賞金女王となり、11年から日本ツアーに参戦。15年に7勝、16年は5勝して2年連続で賞金女王となる。ツアー通算21勝。2019年12月に俳優イ・ワン氏と結婚。愛称は“スマイル・キャンディ”。延田グループ所属。
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