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- パワースポットのご利益発動!? シード死守を目指す仲宗根澄香がスタートダッシュ
楽天スーパーレディース初日、プロ8年目の30歳、仲宗根澄香が7バーディー、ノーボギーの65をマークし、勝みなみとともに首位タイ発進した。
持ち球のドローに戻したことで復調の兆し
◆国内女子プロゴルフ〈楽天スーパーレディース 7月28~31日 東急グランドオークゴルフクラブ (兵庫県) 6616ヤード・パー72〉
最終18番パー5でこの日7つ目となるバーディーを奪い、にこやかな表情でホールアウトしてきた仲宗根澄香。ノーボギーでの65は今季自己ベストであり、自身も満足のいく内容だった。
昨シーズン、初のシードを獲得し、今季は悲願でもあるツアー初優勝を目指して臨んだ。しかし、ここまで20試合に出場しながら、優勝争いどころか、トップ15にすら入っていなかった。
「やっぱりモヤモヤしますよね。先の事とか過去の失敗にとらわれてしまって……」
結果が出ないことがいつまでもつきまとい、気がつけば、「明日はどんなゴルフになるのだろう」と考えてしまうという。
本来なら目の前の1打に集中したいところだが、それができない理由もあった。今年のオフ、仲宗根はコーチとともに、持ち球をドローボールからストレートボール、もしくは軽いフェードボールに変えることに取り組んだ。
ピンが左サイドや中央にあるときはストレートボール、右サイドにあるときはフェードボールで攻めたかったからだ。ドローボールだとどうしてもランが出るため、距離感を合わせにくい。しかも、左へ引っ掛けることも少なくなかった。そこで、曲がり幅が小さく、ボールも止まりやすい球筋を選択し、縦と横の距離感を上げようと考えたのだ。
しかし、いざ開幕すると、グリーンをとらえる機会は増えたものの、ピンに近づけるほどの精度は今一つだったという。そこで、今回からあえて球筋をドローに戻すことにしたのだ。
「できないことにこだわるよりも、今、目の前で自分ができることをやろうと思ったんです」と仲宗根。それが功を奏し、この日のバーディラッシュにつながった。
また、開催コースの東急グランドオークゴルフクラブに隣接するABCゴルフ倶楽部は縁起のいい場所でもある。同コースで開催されたステップアップツアーで過去2勝(16年日本臓器製薬レディースABC杯、SkyレディースABC杯)を挙げているのだ。
「この会場へ来る際、毎朝そのコースの前を通るんですが、自然とご機嫌になりますね。今週のコースは近いぶん、そこのパワー効果があるのかも?」と仲宗根。今でも優勝した際の動画を観ているというが、思わぬパワースポットのご利益を受けた形となった。
「今週はラフが深いので、少しでもティショットを曲げるとボギーになります。無理をせず、ていねいにできることをやっていこうと思います」と、好スコアにも気負いがない。
今大会は4日間大会であり、ポイント数も高い。上位に入って、ポイントを稼ぐのはもちろん、最終日まで優勝争いに絡み、悲願を達成したいところだ。
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