プラチナ世代の安田祐香が好スタート 暑さに負けない体力作りで初優勝を目指す!

楽天スーパーレディース初日、プラチナ世代の安田祐香が7バーディー、1ボギーの66をマーク。首位の稲見萌寧と2打差の4位タイと好スタートを切った。今大会は地元兵庫県での開催だけに、しっかりと上位に食い込んでおきたいところだ。

プロになってから出場できていない海外メジャーを目標に

◆国内女子プロゴルフ〈楽天スーパーレディース 7月28~31日 東急グランドオークゴルフクラブ (兵庫県) 6616ヤード・パー72〉

 アマチュア時代、トーナメントに出場すると上位に顔を出すことが多かった安田祐香。プロに転向すれば、すぐにでも優勝を飾るかと思われたが、デビューシーズンだった昨シーズンはシード権すら獲得できなかった。

 捲土重来を期した今季はフジサンケイクラシックで3位タイ、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップで7位タイに入ったものの、それ以外では目立った成績を残していなかった。

悲願の初優勝に向けて好位置で初日を終えた安田祐香 写真:Getty Images
悲願の初優勝に向けて好位置で初日を終えた安田祐香 写真:Getty Images

 本来はショットメーカーだが、今季は左に曲げてしまうミスが多く、フェアウェイやグリーンをとらえる回数が少なかったことが不調の要因となっていた。左に曲がる原因を安田自身は次のように分析する。

「バックスイングでインサイドにクラブを引き過ぎていることと、インパクトで頭が右に残ってしまうことです」

 それを修正するために、鏡を見たり、動画を撮ったりして、徐々に矯正していった。その甲斐あって2週前のオープンウイークを迎える前ぐらいには徐々にショットの調子が上がってきていたという。

「その調子を維持するために、オープンウイークはしっかりと練習しました」と安田。直後の大東建託・いい部屋ネットレディスは38位タイに終わったが、今週、ようやくスイング矯正の効果が表れた。

「スタートの1番こそティショットを左に曲げてボギーを叩きましたが、すぐに切り替えて、集中力を高めました」と安田。続く2番パー4でバーディーを奪うと、その後も6つのバーディーを重ね、フジサンケイクラシックレディス以来の66をマーク。

 今大会は地元・兵庫県での開催もあり、「応援がいつもより多く、気合が入りました」という安田だが、昨年はこの時期に胃腸炎になり、この大会は初めての出場となる。「おそらく焼き肉が原因だったかなと。今年は生モノを口にせず、焼き肉もしっかり焼いてから食べるようにしています」と、同じ轍を踏まないつもりだ。

 暑さは苦手だが、今年はお尻と肩回りの筋肉を中心にトレーニングをシーズン中も行っていることで、昨年よりも体力的な疲労が少ないという。それがスコアを崩さずに18ホールを回り切った要因でもある。

 同じプラチナ世代の西村優菜は先週開催された海外メジャーのエビアン選手権で15位タイに入る活躍を見せた。アマ時代はこの時期、同大会や全英女子オープンに出場していた安田だが、プロになってからは海外メジャーの経験はない。

「もちろん、メジャーには出場したいと思っています。たとえ時間がかかっても、徐々に今日みたいなプレーが頻繁にできるように頑張っていきたいと思います」と笑顔を見せた安田。たとえ結果が出ていなくても、焦ることなく、じっくりと力を蓄えているのは間違いない。とりあえずは、1試合でも多く優勝争いに絡むことを目指す。

【画像】転戦の相棒になった「アルファード」と安田祐香の2ショット
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