「結構浮ついた気持ち」だった藤田さいき 自身初の1ラウンド2イーグルで2週連続Vへ好発進 | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

「結構浮ついた気持ち」だった藤田さいき 自身初の1ラウンド2イーグルで2週連続Vへ好発進

大王製紙エリエールレディスで11年ぶりの復活優勝を遂げた藤田さいきが、1ラウンド2イーグルという会心のゴルフで好発進しました。

「浮ついているのにあっという間に試合なんです」

◆国内女子プロゴルフ<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 11月24~27日 宮崎カントリークラブ(宮崎県) 6487ヤード・パー72>

 涙の11年35日ぶり復活優勝から4日、藤田さいきが2週連続優勝に向けていいスタートを切った。

 JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ初日。年間女王がすでに決定している山下美夢有が6アンダー単独首位に立ったが、藤田は1打差の2位グループでピタリと追走している。

 優勝から2日後の11月22日に、37歳の誕生日を迎えたが、その2日後には「初めてです」という1ラウンド2イーグルの圧巻のゴルフ。

涙の復活優勝から4日、1ラウンド2イーグルという会心のゴルフで好スタートを切った藤田さいき 写真:Getty Images
涙の復活優勝から4日、1ラウンド2イーグルという会心のゴルフで好スタートを切った藤田さいき 写真:Getty Images

 最初は2番パー5だった。ピンまで155ヤードを7番アイアンで打った第3打は「今日イチ」のアイアンショット。グリーンをとらえると、きれいにラインに乗りそのままカップに吸い込まれた。

 次の見せ場は8番ボギーの後の9番パー5。残り210ヤードを4番ユーティリティーで手前15メートルに2オン。緩やかなフックラインを沈めて、この日2つ目のイーグルに照れたような笑顔を見せた。勢いに乗って、11番、12番でもバーディーを奪って5アンダー。「意外にもいいスタートが切れました」と笑った。

 前週の大王製紙エリエールレディスでの優勝は、11年35日ぶりのツアー6勝目。勝った瞬間、顔を両手で覆ってグリーン上にしゃがみ込み、号泣した姿はプロ仲間がもらい泣きするほど感動的なものだった。

 表彰式では、夫への感謝を口にして言葉が詰まり、再び涙が止まらなくなったほど。だが、その余韻に浸る暇はほとんどなかった。この大会が控えていたからだ。

 ツアープロの宿命とはいえ、本人はこんなことを言う。「結構浮ついた気持ちだったんですけど(喜びに)浸る時間がなかった。浮ついているのにあっという間に試合なんです」

 それでも、さすがはベテラン、しっかりと地に足がついている。「気持ちよくゴルフはできています」と言う言葉は、さらに勝利を重ねるための準備がある、と言う意味に他ならない。怒涛の勢いで通算7勝目へ。藤田の勢いは止まらない。

藤田 さいき(ふじた・さいき)

1985年11月22日生まれ、栃木県出身。2006年にプロテスト合格し、同年のプロミスレディスで初優勝し、翌07年には同大会を連覇。22年大王製紙エリエールレディスで11年ぶりのツアー通算6勝を挙げた。チェリーゴルフ所属。

【動画】藤田さいきが放った155ヤードの圧巻イーグルショット

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