20代の若手が大躍進を遂げた男子ゴルフツアー! 12人が初の賞金シードを獲得

国内男子ツアーのカシオワールドオープン終了時点で、来季の賞金シードが確定した。上位65人に与えられるが、義務試合数不足の選手が5人いたため、賞金ランキング70位までの選手が来季のツアー出場権を獲得した。初シード選手は12人で、賞金シードを手放したのは20人だった。

男子ツアーでも目立ち始めた20代選手の躍進!

◆国内男子プロゴルフ<カシオワールドオープン 11月24~27日 Kochi黒潮カントリークラブ (高知県) 7335ヤード・パー72>

 今週開催される国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は、ディフェンディングチャンピオンや今季のツアー優勝者、賞金ランキング上位者などしか出場できないエリートフィールド。したがって、カシオワールドオープンが賞金シードを決める最後の舞台となった。

 賞金シードとは、国内ツアー26試合(今季、開幕戦のSMBCシンガポールオープンは対象外)と海外メジャーで稼いだ賞金ランキング上位65人に与えられる来季のツアー出場権。ツアープロにとって死活問題となるだけに、例年激しい争いが繰り広げられる。

現在、賞金ランキング4位につける岩崎亜久竜 写真:JGTO Images
現在、賞金ランキング4位につける岩崎亜久竜 写真:JGTO Images

 今季は大会前から5人が義務試合数に満たないことが分かっていたため、賞金ランキング70位が賞金シード獲得ラインとなった。しかも、国内女子ツアーと比べて試合数が少ないため、今大会で上位に入れば十分シード圏内に入る可能性はあるというスリリングな展開。

 見事逆転シード入りを果たしたのが、宋永漢(74位→50位)、張棟圭(71位→63位)、ブレンダン・ジョーンズ(77位→68位)の3人だ。反対に、坂本雄介(67位→71位)、ガン・チャルングン(69位→72位)、マイケル・ヘンドリー(70位→73位)がシード圏外へ押し出された。また、宮里優作(68位→66位)、小鯛竜也(66位→67位) は予選通過したことで、賞金シード権死守に成功した。

 今回は12人の初シード選手が誕生したが、岩崎亜久竜(4位)、桂川有人(5位)、河本力(9位)の20代選手3人が賞金ランキングトップテンに入っており、最終戦の結果次第ではさらなる上位を狙える。

 また、桂川、河本に加え、大西魁斗(13位)がツアー初優勝を飾り、ここでも20代選手の頑張りが目立った。そのほかの初シード選手を見ても、19歳の長野泰雅(29位)を筆頭に、ジャスティン・デロスサントス(31位)、鍋谷太一(44位)、勝俣陵(53位)、平田憲聖(58位)、吉田泰基(61位)ら20代がズラリと顔をそろえ、女子には及ばないものの、男子も若返りの傾向にあることを証明した。

 ちなみに、残りの2人の初シード選手は31歳の田村光正(54位)と30歳の小西貴紀(62位)だった。

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