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- 逆転狙う原英莉花は「無」をテーマに最終日へ ホステスプロ・福田真未も首位と4打差9位タイの好位置に
国内女子ツアー・ヤマハレディースオープン葛城の第3ラウンド、原英莉花とヤマハ契約プロの福田真未が通算6アンダーの9位タイでフィニッシュ。ビッグスコアを出せば逆転可能な位置で最終日を迎える。
最後のバーディーで喜びが爆発
◆国内女子プロゴルフ<ヤマハレディースオープン葛城 3月30日~4月2日 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県) 6480ヤード・パー72>
「無の境地で淡々とプレーすること」をテーマにした原英莉花が、果たしてどこまで自分の感情を抑えることができるのか。
勝手に注目した3日目は、1番から6番まで怒涛の“原劇場”が繰り広げられた。

まずは1番パー4でバーディーを奪うと、2番パー4では3パットのボギー。3番パー5では3打目をアプローチで寄せ、パットを沈めてバーディー、4番パー3ではホールインワンかと思うショットで、ピンそば80センチにつけてバーディー。
このまま一気に波に乗るかと思われたが、5番パー5でアプローチがなかなか寄らず、まさかのダブルボギーを叩く。しかし、苦手の6番パー4では2.5メートルの距離を沈めてバーディーを奪った。
ある意味バウンスバック率は良かったが、結局1打しか縮められず、なかなか順位を上げることができなかったのは間違いない。
問題の喜怒哀楽だが、バーディーを取ったときはしっかりと抑えていた。ダブルボギーを叩いた5番では、かなり怒った表情を見せていたものの、表情豊かな原にしてみれば目いっぱい抑えたほうだろう。むしろ、しっかり切り替えて6番でバーディーを奪えたことに今回の“淡々とプレー作戦”が成功したことを感じさせた。
ただ、表面上は抑えていても心の内側は相当イライラしていた。特にインコースに入り、思うようにバーディーを奪えない状況が続いたときだ。
「ピンの左横につくことが多く、下りなのか上りなのか分からないラインばかりで、タッチを合わせるので精いっぱいでした」と不満な顔を見せる。
そんな思いがあったのか、最終18番パー5で残り80ヤードを50度で打ち、バックスピンで1メートルに寄せたときは喜びを抑え切れず満面の笑みを浮かべる。
そのことを突っ込むと「だって、狙ってたんだもん!」と開き直った原。最終ホールだったことを考えれば致し方ない。
「明日も無でいきますが、それは戦略面での話。心は燃えていきたいです」。高校の1学年後輩で仲のいい鶴岡果恋が単独首位に立っているが、先輩の意地を見せて優勝争いに絡むつもりだ。
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