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- 吉田優利の妹・アマ19歳の鈴が初日「68」で上位発進 姉の国内メジャーVに「うらやましい気持ちも」
国内女子ツアーのRKB×三井松島レディスの初日に吉田優利の妹・鈴(りん)が6バーディ、2ボギーの68で回り、4アンダーでホールアウトした。先週の姉のメジャー初Vに刺激を受け優勝争いに名乗りを上げた。
「狙ったところに完璧に近いストロークでした」
◆国内女子プロゴルフ<RKB×三井松島レディス 5月12~14日 福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県) 6299ヤード・パー72>
先週の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で優勝した姉・吉田優利の姿が刺激になったか。アマチュア19歳の吉田鈴(りん)が「RKB×三井松島レディス」の初日に4アンダーの上位発進を決めた(15時42分現在4位タイ)。
「始まる前はショットの調子も上がらなくて、初めて出る試合でハウスキャディーさんということもあり、すべて自分でやらなきゃいけない。風も舞っているコースなので分かりづらかったけれど、今日はパットのフィーリングが良かった。ショットの悪さをパットで補おうとしたのですが、ゴルフの組み立てがうまくいって、パッティングで伸ばせた日でした」
前半3番パー4で1.5メートルのバーディーパットを沈めると、5番パー4は7メートルを決めた。
「フックラインで打った瞬間にいい方向にタッチが出たなと思いました。狙ったところに完璧に近いストロークでした」
後半は14番パー4でピンまで67ヤードの3打目を58度でチップインさせるなど見せ場をつくり、6バーディー、2ボギーの68。通算4アンダーでホールアウトした。やはり刺激になったのは姉のメジャー優勝だ。
「この日は練習場にいて、優勝争いしているなと思ってネット中継で見ていました。すごいし、うらやましいなって気持ちもある。私もああなりたいし、ゴルフだけじゃなくて、人間としてもすごいポジティブで見習う部分はたくさんあります」
そんな姉に今大会のプロアマでショートゲームについても教わったことを明かし、「先週の中継を見ていて、アプローチのスピードのコントロールがうまくて、自分から聞きました」と、姉のいいところを吸収しようという貪欲さも見せる。
昨年のプロテストで惜しくも不合格となり、今季初優勝した神谷そらなど同年代の活躍に「焦りはないけれど早く追いついて追い越したい気持ちはある」と話す。そのためにも今大会は見せ場をつくりたいところ。
「まだ3分の1しか終わっていないし、これからが重要。最終日のバックナインにしっかりスコアを伸ばしたい。それがこれからのゴルフ人生の糧になってくる」と力強く語った。
吉田 鈴(よしだ・りん)
2004年2月21日生まれ、千葉県出身。姉・優利の影響でゴルフを始め、アマチュアでの主な戦績は21年日本女子アマ4位タイなど。22年のJLPGAプロテストに挑戦するも不合格。22年、23年とオーガスタナショナル女子アマに出場し、22年は日本勢で唯一予選を通過し、オーガスタナショナルGCでの決勝ラウンドを戦って20位の成績を残した。
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