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- 4戦連続の惜敗でそろそろ勝ちたい古江彩佳 “鬼門のポアナ芝”は先週に比べ「全然ないように感じます(笑)」
米国女子ツアー「マイヤーLPGAクラシック」が現地時間の15日に開幕。日本勢は畑岡奈紗(はたおか・なさ)、古江彩佳(ふるえ・あやか)、勝みなみ(かつ・みなみ)、西村優菜(にしむら・ゆな)、野村敏京(のむら・はるきょう)の5人が出場する。
昨年大会では最終日に64の好スコアをマーク
◆米国女子プロゴルフ<マイヤーLPGAクラシック 6月15~18日 ブライズフィールドCC(ミシガン州) 6638ヤード・パー72>
米国女子ツアー「マイヤーLPGAクラシック」が現地時間の15日に開幕。日本勢は畑岡奈紗、古江彩佳、勝みなみ、西村優菜、野村敏京の5人が出場する。
会場のブライズフィールドCCは距離のあるコースだが、各ホールとも見通しがよく比較的フェアウェイも広いため、毎年、選手が最後までアグレッシブに攻め続けるプレーが展開される。ただし、グリーン周りは難しく、硬い砲台や手前から奥に向かっての傾斜があるため、確実なパーオンが要求される。
アイアンの正確性が求められるだけに、ショットメーカーの古江彩佳には期待がかかる。JMイーグルLA選手権4位タイ、バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー2位、みずほアメリカズオープン4位タイと上位フィニッシュが続き、先週のショップライトLPGAクラシックでは終盤に失速して14位に終わったものの、一時は首位に1打差まで迫った。
失速の原因の一つに挙げられたのが、古江が今シーズンを通じて手を焼いているという「ポアナ芝」(和名スズメノカタビラ)のグリーン。それを念頭にグリーンについて「ちょっとポアナも入っていますが先週と比べると?」と問われ、「全然ないように感じます」と笑って答えた。「グリーンはすごくきれいで速い」と、不規則な転がりへの不安はない。
苦しんでいるポアナの影響も少なく、昨年大会では最終日に64の好スコアをマークしただけに相性はよさそうだ。
「しっかりとフェアウェイをキープして、グリーン周りも砲台だったりすることが多いので、落としどころもすごく大事になってくるかと思うので、しっかり同じ面にショットで乗せて。ピンを狙うショットで取りきれればいいなと思います」と、待望の米ツアー2勝目に向けて意気込みを語った。
来週はいよいよ全米女子プロゴルフ選手権が開幕。メジャー前哨戦としても注目が集まる今大会は、WOWOWで連日中継される。
古江 彩佳(ふるえ・あやか)
2000年5月27日生まれ、兵庫県出身。アマチュア時代の19年に「富士通レディース」でツアー史上7人目のアマチュア優勝を成し遂げてプロ転向。20年にプロ初勝利を飾り、アマチュア時代を合わせ国内ツアー通算8勝。賞金女王争いでは稲見萌寧にあと一歩及ばなかったものの、最優秀選手賞と新人賞に輝いた。昨季から米国女子ツアーに参戦し、トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープンで同ツアー初勝利を遂げた。富士通所属。
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