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- 具体的に弾道がイメージできる!? クラブ選びやショット精度に影響する「仮想の窓」とは?
アマチュアでもショットする際、何となく「弾道イメージ」を持っているはずです。弾道イメージは、より具体的なほどナイスショットの確率も上がり、ミスの原因も見つかりやすくなります。またクラブ選びの際にも、弾道イメージがあったほうがモデルやスペックが見つけやすくなります。
空中に「ウィンドウ(仮想の窓)」が見えればナイスショットの確率は高まる
ショットの際、「ウィンドウ(仮想の窓)」をイメージしたことがある人もない人も、「こんな弾道のショットが理想」と頭に描きながらショットに臨んでいるはずです。
特にコースでは「どんなスイングをするか?」の前に、「どんな球筋を描いてピンに寄せるか?」がをイメージできるほど、クラブ選択やスイングの精度は高まります。
例えばピン位置がグリーン右サイドにある写真のようなパー3では、ドローよりもフェードの方が寄りそうなきがします。これぐらいの弾道高さで飛んで欲しいなと思いながら「ピンの上空左側のウィンドウ」に向かってショットしました。
ゴルファーの頭の中を知らずに結果的だけを見れば、「フェードを打ち分けた」ように見えたかも知れません。しかし当の本人は、シンプルに「ウィンドウに向かって打った」だけなのです。
実際にはアドレスの調整や微妙なスイングの違いはありますが、レッスン教本を読みながら打つより「スムーズにスイングできるイメージ」があった方が実践的です。
「自分のウィンドウ」に合わない弾道なら「フィッティング」の好機
現在はフェアウェイウッドやユーティリティー、アイアンなども非常に多様なスペックのモデルがあります。
単に「飛び系アイアン」といっても、ロフトもクラブ長さも重量も全く異なり、打ってみないと何ヤード飛ぶのかが試打だけでは想像することが難しくなっています。
今や誰でもバッグに入っているほど定着しているウッド型ユーティリティーは、アイアンでは高さや飛距離が「ウィンドウまで届かない」という理由から、プロや上級者たちが投入したのが始まりでした。
ナイスショットしたのに「届かない」、「高さが足りない」、「ボールが止まらない」などが起こるのは、必ずしも腕前だけと決めつけられません。
そもそも「ウィンドウ」自体の場所が間違っていたかも知れませんし、そこに打つ「技量」または「クラブ」がなかっただけかも知れません。
どちらにせよ「ゴルファーの主観」でイメージしているのが「ウィンドウ」ですが、最近はゴルフショップやインドア施設の弾道測定などでフィッティングできます。やみくもに反省するぐらいなら、一度クラブスペックを見直してみるのもいいと思います。
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