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- 「努力」もほどほどで「才能」もイマイチ… 普通の大人がゴルフを始めたらどれぐらいで上達できるの?
TVやゴルフ雑誌、ネットにはたくさんのスイング動画やレッスンなどがあります。しかし、スイングへの理解が進んでも、自分で実行するとなると想像以上にうまくいかないものです。スポーツなので運動神経やセンスがないとエリートゴルファーにならないのは当たり前としても、普通のアマチュアはどのくらい上達できるものなのでしょうか。
運動神経もスポーツ歴もない普通の大人でも「100切り」はできる
ほとんどのアマチュアが大人になってから始めるゴルフは老若男女、誰でもいつからでも上達できるといわれています。
しかし、「見ると簡単」なのに、いざ自分でやると難しいのも事実。とりあえず「100切り」と思っていても、なかなか達成できず「もっと若い時に始めておけばよかった」と感じる人も多いでしょう。
レギュラーティーやレディースティーからの「100切り」は、特別な運動神経やスポーツ歴がなくても、体力や年齢に関わらず達成可能です。しかし、「簡単に」「努力しなくても」という意味ではありません。
また、「飛ばし屋」になるためには、やはり身体能力やスイングなどの「才能」が必要です。最新クラブだけで「誰でも300ヤード飛ばせる」なんて話は、さすがにファンタジー過ぎます。
大人になって始めたゴルファーの場合、どうしても自分なりの「理解」や「納得」を優先してしまい、「体で覚える」までの時間がかかってしまう傾向があります。
かといって、毎日たくさんボールが打てる人は稀なので、「質」つまり工夫で補うことが必要です。「100切り」するのが難しいことは、アマチュアの3割強しか達成できていないことが何よりの証拠です。
「正しい方法」よりも「自分の傾向」を重視すれば100切りが見える
練習の「質」を高めようとするほど「正しい方法」や「正しいスイング」に興味が向きがちです。しかし、それ以前に自分の体なのにうまくコントロールできないことを痛感させられてしまいます。
スポーツなので当たり前ですが、ゴルフの場合は特に「こんなことすらできないの?」と自分にガッカリすることがたくさんあるでしょう。
大人のゴルファーほど「他人のこと」は分かっても、自分の「クセ」や「傾向」の観察を忘れてしまいがちです。どんな練習やスイングをすればいいのか、「課題」や「対策」を具体的にするためにも、まず「自分の傾向を把握する」ことに取り組んでみてはいかがでしょうか。
例えば「長い番手になると急にテンポが速くなる」や「ドライバーになるとボールを上げようとする」、「右サイドにOBがあると右手で引っ掛ける」など、初歩的な傾向でいいので「自分ゴルフあるある」を客観的に見つけられれば、次回ラウンドまでの準備も具体的になると思います。
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