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- 格下の試合でも優勝賞金は約1億円! PGAツアーのニュースで目にする“裏大会”って何だ?
PGAツアーに関するニュースで、最近しばしば目にする「裏大会」という単語。この「裏大会」とはどのようなトーナメントなのでしょうか。
PGAツアーは同じ週に2試合が同時開催されることがある
3月上旬にゴルフメディアの記事で「米男子の“裏大会”に小平智、蝉川泰果、久常涼が出場」というタイトルを見かけました。
“裏大会”という表現は、PGAツアー(米国男子ツアー)の仕組みを知らない人やゴルフを始めたばかりの人には伝わりにくいのではないかと感じ、補足説明をしようと思った次第です。
松山英樹選手と小平智選手に加え、今季から久常涼選手が主戦場にしているPGAツアーは、同じ週に2試合が同時開催されることが1年に何回かあります。

エリート選手が多数出場する試合がいわば表の大会であるのに対し、そうした、いわゆる“エリートフィールド”の大会に出られない選手たちが出場する同週開催の試合を“裏大会”と呼びます。2024年シーズンは3~7月の間に5回の同時開催があります。
3月7~10日はフロリダ州で「アーノルド・パーマーインビテーショナルbyマスターカード」という試合が開催されると同時に、プエルトリコで「プエルトリコオープン」という試合が開催されます。前者は松山選手が出場し、後者は小平選手、久常選手、蝉川泰果選手が出場予定です。
前者が格上の大会で、後者が格下の大会です。前者は賞金総額2000万ドル(約29億9860万円)、後者が賞金総額400万ドル(約5億9972万円)です。
「アーノルド・パーマーインビテーショナルbyマスターカード」が高額賞金トーナメントであるのは間違いありませんが、“裏大会”の「プエルトリコオープン」も日本ツアーの試合に比べたら十分に高額です。
前年優勝者のニコ・エチャバリア選手(コロンビア)の獲得賞金が68万4000ドルですから、現在の相場で計算すると約1億円になります。
ちなみに「プエルトリコオープン」はかつてPGAツアーに参戦していた石川遼選手が最も優勝に近づいた試合です。2012年大会で首位と3打差で最終日を迎え、最終日も4アンダー68とスコアを伸ばしましたが、優勝したジョージ・マクニール(米国)に2打及ばず通算14アンダー単独2位でフィニッシュしました。
石川選手のPGAツアーの通算成績は158試合に出場し、85試合で決勝ラウンドに進出。トップ10フィニッシュ12回、トップ5フィニッシュ4回、2位2回です。まだ32歳ですから、これからもチャンスはあります。近い将来、PGAツアー再挑戦と初優勝を成し遂げてほしいところです。
“裏大会”での優勝をきっかけにツアーに定着するケースも多い
昨シーズンのフェデックスポイントランキング152位だった小平選手やツアールーキーの久常選手は、有力選手が格上の試合に出場している間に“裏大会”で上位に入ることがシード復帰やツアー定着のカギを握ります。
今後の“裏大会”のスケジュールは、4月18~21日にサウスカロライナ州で開催される「RBC ヘリテージ」と同週開催の「コラレスプンタカナ選手権」(ドミニカ共和国)。5月9~12日にノースカロライナ州で開催される「ウェルズファーゴ選手権」と同週開催の「マートルビーチクラシック」(サウスカロライナ州)。
7月は2試合あり、11~14日にスコットランドで開催される「ジェネシス スコティッシュオープン」と同週開催の「ケンタッキー選手権」(ケンタッキー州)。18~21日にスコットランドで開催される「全英オープン」と同週開催の「バラクーダ選手権」(カリフォルニア州)になります。
繰り返しになりますが “裏大会”でも賞金総額400万ドル(約5億9972万円)です。優勝すればフェデックスポイントを300ポイント獲得することもできます。
蝉川選手は昨年の日本ツアー賞金ランキング2位の資格で今季はDPツアー(欧州男子ツアー)を主戦場にしていますが、出場カテゴリーが18番目で出場権がなかなか下りてこないので苦労しているようです。
3月3日時点の世界ランキングで125位につけているので、こちらのカテゴリーでPGAツアーの“裏大会”の出場機会を模索し、DPツアーとPGAツアーの両にらみでシーズンを戦うほうが好結果につながるかもしれません。
※一部修正しました(3月7日15時20分)
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