オーガスタの中だけは米国の物価高騰とは無縁!? 観戦に欠かせないビールとサンドイッチのお値段は?

マスターズは、ゴルフトーナメントの中でも最も権威のある大会の一つ。その舞台となるオーガスタナショナルGCは、世界中のゴルファーとファンが一度は訪れたい憧れの場所です。しかし、意外にも食事とビールの価格が非常にリーズナブルなのです。

長年お値段据え置きの名物サンドイッチ

 マスターズの会場でパトロン(ギャラリー)に提供される食事はサンドイッチ、フルーツ、お菓子のみ。観戦の合間に手軽に食べられる軽食のみが提供されています。

オーガスタナショナルで売られているピメントチーズのサンドイッチ、1.5ドル
オーガスタナショナルで売られているピメントチーズのサンドイッチ、1.5ドル

 驚くべきはその値段の安さです。Egg Salad(エッグサラダ)とPimento Cheese(ピメントチーズ)のサンドイッチは長年にわたって価格が変わらず、今年も1.5ドル(約225円)で販売されています。

 米国内では現在インフレが進行しており、先日は米国マクドナルドで販売されているエッグマックマフィンの価格が7.29ドル(約1094円)になっているというニュースも流れていました(米国のマクドナルドでは、店舗によっても値段が違います。日本での価格は260円)。

 正直いって「すごくおいしい」というものではありませんが、観戦の合間にサクッと食べるにはちょうどいいサンドイッチです。食事は短時間で済ませて観戦したい熱心なパトロンの多いマスターズでは最適なメニューといえるでしょう。

ビールの値段は全米プロの半額

 オーガスタでのもう一つの魅力は、ビールの価格です。昨年の5ドル(約750円)から今年は6ドル(約900円)に値上げしていましたが、米国のスポーツイベントとしてはかなりリーズナブルな価格です。日本のトーナメント会場や野球の球場で売られているビールとほぼ変わらない金額でしょうか。

ビールが提供されるマスターズのロゴ入りプラスチックカップをお土産として持ち帰る人も多い
ビールが提供されるマスターズのロゴ入りプラスチックカップをお土産として持ち帰る人も多い

 昨年の全米プロゴルフ選手権でビールが18ドル(約2700円)と高額であったことが大きな話題となりました。その時は観客だけでなくプロゴルファーのジャスティン・トーマスまでもがSNSで高額なビールの価格を批判し、多くの反響を呼びました。

 一方、マスターズは米国内のスポーツイベントとしては比較的安い価格でビールを提供。入場チケットは1日当たり3000ドル(約45万円)くらいまで高騰しているといわれるマスターズですが、入場した後は飲食の費用はあまりかからずに観戦を楽しめるのです。

 なお、オーガスタで提供されるビールやドリンクはオリジナルの持ち帰ることができるカップで提供されます。そのカップはお土産として大人気で、大量のビール用カップを抱えて歩くパトロンの姿は、マスターズの風物詩です。

【写真】バレたら永久追放!? これがマスターズで“持ち込み厳禁”の品目です

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スマホ完全禁止のマスターズでは、外部と連絡をとる手段は公衆電話のみ
「禁止されている品目」として、大きく注意喚起されている
電子機器(携帯電話、ノートパソコン、タブレット、ポケットベル等)、ラジオ、テレビや音楽再生機器、旗、横断幕等、カメラ(静止画を個人的に使用するだけなら練習日は撮影可能)、足先の尖ったイス、折り畳みのひじ掛けイス、折り畳みでないイス、ベビーカー
飲食物、メタルスパイクシューズ、はしご、潜望鏡、セルフィー・スティック、約25センチ×25センチ×30センチ以上のリュックやバッグ
オーガスタナショナルで売られているピメントチーズのサンドイッチ、1.5ドル
ビールが提供されるマスターズのロゴ入りプラスチックカップをお土産として持ち帰る人も多い

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