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- 犬、猫、ニワトリにヤギも!? フィリピンで遭遇した動物園みたいな練習場とは?【片山純一フィリピンツアー奮闘記】
ゴルファーなら誰でも知っている米PGAツアーや日本ツアーの他にも、世界には様々な国でプロツアーが存在しています。そこで、日本ではあまり知られていないフィリピンツアーに参戦している片山純一プロに、参戦の苦労や魅力について教えてもらいました。
トーナメント開催コースの練習場が鳥カゴ
みなさんこんにちは、プロゴルファーの片山純一です。僕は今年、フィリピンツアーに参戦しています。
「ICTSI スプレンディード選手権」に出場するため、マニラ南部のタガイタイという街に行った時のこと。現地に到着したのは大会2日前の夕方だったので、その日はホテルのジムでトレーニングをして食事を済ませ、翌日以降に備えました。

フィリピンツアーは日本のツアーと同じく、大会前日にプロアマが開催されます。しかし、僕はプロアマに出場する選手でなかったため、練習ラウンドをするのは午後からでした。
スタート時間まで練習をしようと考えていたのですが、コースの練習場は鳥カゴしかありません。そこで、まずは街外れの練習場に行くことにしました。
ホテルからクルマで30分の場所にあった練習場の規模は、奥行き230ヤードで25打席ほど。地元の人が利用するような年季の入った施設でした。僕が朝9時頃に行くと、すでに半分以上の打席は地元ゴルファーたちで埋まっていました。
料金は、3カゴぶんのボールと入場料がセットで290ペソ(約748円)。ボールを追加する場合は1カゴ100ペソ(約258円)かかります。
また、少し驚いたのが「食べ物や飲み物の持ち込みはできません」という張り紙がしてあったこと。「なんでもアリ!」みたいなゆるーい雰囲気なのに、意外と厳しいんだなと思いながら打席に向かいました。

中に入ると、飲食物を持ち込んではいけない理由が分かりました。打席の後ろにはゴロンと猫が数匹寝ていて、練習場のあちこちで犬がウロウロ。打席の右端にはヤギもいて、ずっと「メェ~、メェ~」と鳴いていました(笑)。しかも、50ヤード付近のところにもヤギがいて芝生を食べていました。
「ボールが当たらないのかな?」、「振っている時に近づいてきたりしない?」と少し心配でしたが、地元のゴルファーたちも動物たちも気にしている様子はまったくありません。きっと、いつもの光景なんでしょうね。
実際、僕が球を打っている時に犬や猫が近づいてくることありませんでした。動物が寄ってきたのは、ゴムティーの高さを調整している時やイスに座って休憩している時だけ。しっかりとしつけられているようです。
しばらく練習していると、右側にいたヤギのさらに右側の方から「コケコッコー!!」と大きな鳴き声が。そう、ニワトリもいたんです。右にいたニワトリたちが鳴き止むと、今度は左端から「コケッコー!!」。さらに、左のニワトリたちが鳴き止むと、再び右側から「コケッコー!!」、エンドレスの大合唱を聞きながら球を打っていました。
もう一つ心配だったのは、ドライバーショットの練習です。奥行きが230ヤード程度だったため、僕の飛距離ではネットの向こうまでボールが飛んでいってしまいます。スタッフに「ドライバーを打ってもOK?」と聞いてみたところ、「OKOK! どこに打ってもいいよ!」という感じだったので遠慮なく打たせてもらうことにしました。
案の定、ボールはネットを越えていき、向こうの方で「バキバキバキ」と木が折れる音がしていました。何球か打ってバキバキ鳴らしていると、地元ゴルファーたちが僕の方をチラチラと見始めます。
「やばい、怒られるかな?」と少し焦りました。でも、それは僕の勘違い。「お前、ゴルフうまいな!」と笑顔で手を叩いてくれたんです。一番飛ばしていた僕のスイングを見ていただけだったようです。
動物園のような練習場でしっかり体を温めた後、僕は練習ラウンドのためにコースへ向かいました。
片山 純一(かたやま・じゅんいち)
1989年生まれ、東京都出身。中央学院大卒業。国内ミニツアーで優勝経験有。出身校である日大一中高のゴルフ部のコーチも務める。現在はフィリピンツアーに挑戦しながら国内ツアーの出場権獲得を目指す。ツアープレーヤーとして活躍する傍ら、山田ゴルフ倶楽部(千葉県)・PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)でアマチュア向けにレッスンも行っている。 株式会社TOWA field所属。
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