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- 厳密なルールの押し付けはもはや“ハラスメント”!? ゴルフのレジャー化に8割が賛成 「プロでもないのに」「楽しいのが一番」
本サイトが1月17日に配信した「『平均スコア100』は厳密ルールでプレーしたら『120オーバー』!? それって苦行じゃないの?」という記事に寄せられた多くのコメントを一部抜粋して紹介します。
「高いお金払って1日遊ぶのだから厳密なルールでプレーする必要なし」
本サイト「ゴルフのニュース」が1月17日に配信した「『平均スコア100』は厳密ルールでプレーしたら『120オーバー』!? それって苦行じゃないの?」という記事。コメント欄では、多くのゴルファーから意見が寄せられました。

記事の大枠としては、昨今、ゴルフを大衆化&カジュアル化していく動きが活発になっているので、ビギナーやエンジョイゴルファーに対しては、厳密なルールのもとで正確にスコアを算出させるのではなく、ローカルルールをどんどん活用して、レジャー感覚で楽しんでもらうほうがいいのではないかと、コラムニストの木村和久氏が提言するもの。
たとえローカルルールを適用していたとしても、ラウンド後のスコアが良ければ悪い気はしないはずですし、大叩きしてコースを走り回るようなことも防げるので、同伴者はズルをしていると指摘するのではなく、優しい気持ちで接してあげることが大切だとアドバイスが記されています。
寄せられたコメントのおよそ8割は「共感」の意見でした。一部抜粋して紹介します。
「私は競技に出たりするので本番でミスをしないように極力ルールに則ってやりますが、プライベートでは同伴者にそれを押し付けはしないし、楽しむのが一番だと思ってます。聞かれたら『こうするんだよ』とルールを説明します(自分がわかる範囲で)」
「元キャディー、ゴルフ部です。競技だって厳密にルール通りの人は少ないですよ。山裾のカート道上のボール、正式なニアレスポイントはとても打てないような急傾斜側の深いラフであっても、ほとんどの人はフェアウェイ側に出します。競技でもない素人のエンジョイゴルフなんてルール通りにやる必要なし。あまり細かいことを言っても場違いになります」
「ゴルフは一般人にとってレジャーにすぎません。高いお金払って1日遊ぶのだから厳密なルールでプレーする必要がありません。一番まずいのがプロでもないのに真剣にスコアだけを追求するようなパーティーだと思う。いかに楽しんでストレスを飛ばすかそれだけ」
「完全ノータッチなら、競技ゴルファー以外のアマチュアであれば10打以上変わるのが普通。だからベスト80とか言ってても、だいたい90真ん中ぐらいだと思ったら安心。そんなことより、ローカルルールでもしっかり楽しめれば、ゴルフはより面白くなるので気にしちゃいけないと思った」
「100前半で回らないとダサいみたいな先入観がいけない」
また、スコアを過度に気にする風潮が良くないといった意見もありました。
「『スコア』という数字が出ちゃうから真面目な日本人はどうしても『修行』になってしまう。海外ゴルファーは『ゲーム』として捉えてるからプロとラウンドする時も『どうコースを攻略するか』を聞いてくる、アメリカでプレーしていた上田桃子プロが言っていた。マッチプレーとか特別ルールのポイント制でラウンド仲間と勝負するとか、もっと『スコアを数えるストロークプレー以外の遊び方』があっていいと思う」
「100切るのが目標みたいな話が出回って、せいぜい100前半で回らないとダサいみたいな先入観があるからいけないんだと思う。最初からプロの倍ぐらい叩くのが当たり前だと思ってれば、120でも140でも楽しくプレーできる」
一方で、ルールに固執する必要はないが、コンペなどに参加するなら最低限の勉強はしておくべきだといった旨のコメントもありました。ゴルフの楽しみ方は人それぞれなので、同伴者に厳格なルールを強制したり、指摘したりするのではなく、その場に合った最適なラウンドスタイルを模索していくのがベストといえそうです。
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