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- 山火事がこんなに頻発してるのに… タバコ“ポイ捨て”ゴルファーはいまだ絶滅せず! ゴルフ場から切実な悲鳴
昨今、山火事が世界的に問題となっているにもかかわらず、コース内にタバコをポイ捨てするゴルファーは後を絶たないようです。
危険すぎるコース内のタバコポイ捨て
昨今、米国ロサンゼルスの郊外や岩手県大船渡市で発生した山火事が莫大な被害をもたらし、大きな問題となっています。とくに冬は風が強く空気が乾燥していることから火事が発生しやすい季節といわれているため、火の扱いには普段以上に注意が必要です。

そんな中、愛媛県松山市のチサンカントリークラブ北条が3月2日に「たばこの吸い殻について」とのお知らせを公式HPに掲載しました。「最近、タバコの吸い殻がコースに落ちているのが目立ちます。タバコのポイ捨ては火事の原因となるため、絶対に行わないようお願いいたします」とコース内に捨てられた吸い殻の写真を公開し、ゴルファーへ注意を呼びかけました。
全体的に喫煙率は減少傾向にあるにもかかわらず、なぜコース内にポイ捨てをするゴルファーが後を絶たないのでしょうか。一般社団法人 静岡県ゴルフ場協会事務局長の吉田真之氏は以下のように話します。
「やはり、セルフプレーの増加が要因の一つだと思います。キャディーが近くにいれば、灰皿の場所を教えたりマナーを守っていないゴルファーに注意したりできますが、監視の目が少なくなったぶん、自分勝手な行動をとる人が増えた印象です」
「また、ゴルフ場も禁煙化が進み、ティーイングエリアのみ喫煙可、ゴルフカート内はコースによって灰皿がないこともよくあります。そのため、捨てる場所に困ったゴルファーがコース内や目土用の砂に捨ててしまっているのだと考えられます」
昨今はクラブハウス内も全面禁煙にするゴルフ場がほとんどで、決められた場所でしかタバコを吸うことができません。だからといって、逆にマナーを無視するのは社会人として失格でしょう。
大規模な火災に発展する可能性も
吉田氏はポイ捨てが原因でぼや騒ぎに発展することもあると強く警鐘を鳴らします。
「年に1回あるかどうかですが、ポイ捨てしたタバコが原因で芝が焦げたといった話は聞くことがあります。今のところ、ニュースになるような大きな火事に発展したことはありませんが、さまざまな要因が重なれば、そのような事態に発展してしまうことも十分にあり得ます」
「喫煙可の場所以外では吸わない、コース内にポイ捨てをしないなど、当たり前のことですがゴルファーには徹底していただきたいです」
過去には、ゴルフ場で大規模な火災が起きた事例も多くあるので、十分に注意する必要があります。万が一、コース内で火災を発見した場合は、速やかにマスター室に連絡して状況を説明するのが一番だそうです。
また、日本ゴルフ場経営者協会(NGK)の大石順一専務理事は、ゴルファー全体のマナーが低下していることが気になると話します。
「コース内でタバコをポイ捨てすることは、路上喫煙をしてその辺に吸い殻を捨てていることと同じです。昨今、路上でタバコを吸っている人もほとんど見かけなくなったにも関わらず、禁止されたコース内でそのような行為をすることは、非常に恥ずかしいことだと認識を持ったほうがいいと思います。
「ゴルフ場内は火事が起きやすいから控えるのは当たり前で、ゴルファーとして最低限のモラルを持ってプレーしないと、取り返しのつかない事故が頻繁に起こってしまう可能性があります」
SNS上では、コース内に落ちている吸い殻の写真をアップし、警鐘を鳴らしている人も多々いるため、マナーを守れないゴルファーが多いと感じている人は少なくなさそうです。また受動喫煙防止の観点から、同伴者とカートに乗る際は控えるなど配慮が求められるようにもなってきています。
一部のマナーを守れないゴルファーのせいで、喫煙者全体のイメージが悪くなってしまうことにもつながるので、いま一度ゴルフ場内でのルールを再確認する必要がありそうです。
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