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- ツアープロがバッグを抱えて山手線で移動!? ウエアの枚数やホテル予約など「長期遠征のリアル」をツアー8勝のベテランに聞いた
1試合で1000万円以上稼ぐこともあるツアープロ。華やかな世界に見えますが、見えないところでは大変な苦労もあるといいます。そこで、遠征での苦労話を手嶋多一プロに聞いてみました。
ゴルフウエアはクリーニングを利用して着回す
北は北海道から南は沖縄まで全国のゴルフ場を職場にするツアープロ。旅好きな人にはなんともうらやましいところでしょうが、実際に移動する当人にしれみれば大変なことも少なくないといいます。そこで、ツアー通算8勝の手嶋多一に、90年代を中心とした昔話を交えて遠征について語ってもらいました。
※※※
自分の場合、若い頃は福岡にある実家に住んでいたので、1カ月ほど帰宅しないことは珍しくありませんでした。試合を終える度に戻っていたら、交通費がかさみますからね。なので、スーツケースには1カ月分の衣類などを入れて移動することが多かったです。

ただ、1カ月分といっても、ゴルフウエアは2試合分です。シャツが10~12枚、パンツが6、7本でしょうか。クリーニングを利用して着回していました。一部のプロは年間でかなりの枚数を提供されているので、一度着たウエアを二度と着用することはないと聞きますが、多くのプロは何度も着るのが普通でした。むしろ、ウエアを提供してもらえるだけでもありがたかったですね。
今でこそ、クラブメーカーとは異なるブランドのウエアを着るのは珍しくありませんが、90年代ぐらいまでは、クラブメーカーと同じ会社のウエアを着るのが普通でした。キャップやウエアを含めての総合契約を結ぶ人が多かったですね。
最近はコインランドリーが設置されているホテルも増えましたが、90年代はそれほど多くはありませんでした。街中にも見つけることが難しく、さすがに銭湯に付随しているコインランドリーにいくのも大変なので、ウエアだけでなく下着もクリーニングに出していた記憶があります。
おかげで週に7000~8000円はクリーニング代にかかっていましたね。最近はウエアもコインランドリーで洗濯しています。生地がよくなったので縮むこともなければ、乾きも早いのでありがたいですね。
スーツケースに入れるもので、意外と重いのがゴルフボールです。今でこそトーナメント会場で渡されるようになりましたが、以前は自宅に郵送されていたので、自分で会場まで持っていかなければいけません。
数ダースは持っていくので、意外とかさばるんですよね。おかげで飛行機だと超過料金を請求されたこともあります。スパイクは2足ぐらい入れますが、自分の場合、サービスカーにも置いてもらったりしていたので、それで十分でした。
大変だったのは荷物を会場まで運ぶ作業ですね。宅配便も今ほど便利ではなかったので、キャディーバッグとスーツケースを自分で運ぶのは当たり前でした。コースまで空港から車で移動できるときはいいですが、在来線を乗り継いでいくとは結構大変でしたね。ラッシュアワーを避けましたが、東京の山手線を利用したときは、他の乗客になるべく迷惑をかけないように心がけていました。
オフィシャルバスの出発時間を待つ間に練習場へ
遠征といえば宿泊が伴いますが、ホテルは自分で予約します。最近はインターネットで簡単に予約できますが、ひと昔前だとまずホテルを探すのがひと苦労でした。
先輩プロにコースから近いホテルを教えてもらったり、大会側からこういう宿泊先があるという案内がくるので、それを利用することが多かったですが、たまに自分で探したときにひどい目にあったりもしました。
初めていくコースで土地勘がない場合にありがちなんですが、行ってみたら信じられないほど山奥で、周りに何もないんですよ。宿泊先自体も古くて暗い感じです。人の気配もなく、一緒に予約した佐藤信人クンと「ここは絶対に出るな」と背筋を凍らせましたね。
また、若い頃は遠征費用を節約するために、大会のオフィシャルホテルとコースを往復する送迎バスを利用していました。ただ、オフィシャルホテルは宿泊料金が割高なので、そのホテルの近くにある料金の安いホテルを探し、ちゃっかりバスにだけ乗っていたことも少なくなかったです。
困ったのは、コースを出発する時間が決まっていたので、自分が早い時間にホールアウトしたときにすぐ帰れないことです。早く帰ってホテルの大浴場でリラックスしたい気持ちを抑え、コースの練習場でボールを打ちながら時間をつぶしていました。
コインランドリーではありませんが、昔はレンタカーも今ほど充実していなかったので、オフィシャルバスに乗っていましたが、今はレンタカーを借りて移動しています。1人で移動するときは、小さなタイプをあえて選びますね。よっぽどプロアマ戦に出場するゲストの方々のほうが、高級車で来場していますね。
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