- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- コラム
- 「タイパとコスパが最悪!」だけど… 20代女性から「ゴルフの偏見」を集めたらむしろ光明が見えてきた!?
中年〜シニア男性のプレー人口が圧倒的に多いゴルフですが、今回はゴルフ経験のない20代女性3人にインタビュー。ゴルフについての率直なイメージを聞きました。
「ワイン好きの人がやってるスポーツ、それがゴルフ」
近年は以前に比べて女性のゴルファーも増えてきましたが、ゴルフ人口は今でも圧倒的に中年〜シニア層の男性が多いのが実情です。

今回はゴルフ経験のない20代の女性3人に、ゴルフについての率直なイメージを聞きました。若い人のゴルフに対する印象は、一体どんなものなのでしょうか。
―まず率直に、ゴルフに対して皆さんはどんな印象がありますか?
〈Aさん・24歳(以下A)〉 やっぱり、お金がかかるイメージ。道具をそろえたりするのに初期費用がすごくかかりそうな感じがあって、そこで手を出しづらいなと思っちゃう。
〈Bさん・24歳(以下B)〉 朝が早いって印象。なんで昼とか夜から始めちゃダメなの?って思う。あと、プレーの時間がすごく長いんだよね? そんなに長い時間やる意味ってあるのかな?
〈Cさん・28歳(以下C)〉 私は、ルールとかマナーとか面倒そうな感じがする。何もかも手取り足取り教えてくれる人がいたらいいんだろうけど、自分一人ではとても勉強できないくらい覚えることが多そう。だから、急にはできないイメージがある。
―全体的に、「ハードルが高いスポーツ」というイメージがあるみたいですね。ゴルフをやっている人に対してはどんなイメージですか?
〈B〉 社長とか経営者とか、お金に余裕があるおじさん。
〈A〉 20代でやってる人はあんまりいないよね。やってるとしても、仕事の延長線上でやってる。
〈C〉 確かに、「接待」のイメージ。「趣味」というか、「仕事」って感じがする。
〈A〉 うん、好きでやってるっていうか、義務感でやるものみたいな。「プロ野球をちゃんと見ておく」みたいな、仕事で必要なツールというか。
〈C〉 「タバココミュニケーション」の一歩先みたいな感じだよね。
―ゴルフは「紳士のスポーツ」っていわれることもあるんですけど、紳士のイメージはない?
〈A〉 紳士か〜。でも、ワイン飲んでる人多そうだなと思ったことはある。ワイン好きの人がやってるスポーツ、それがゴルフ。
〈B〉 それは偏見じゃない?(笑) でもお金持ちといえばワインみたいな感じはちょっとわかるから、いえてるかも?
〈C〉 紳士といえば、私はテニスを連想するかな。ゴルフはあんまり紳士って思ったことないかも。
―「紳士のスポーツ」という言葉も古くなってきてるのかもしれませんね。
なぜか「ポロシャツ」への厚い信頼が
―服装とかについては何か知ってますか? どういう服でゴルフに行くものなのかとか。
〈A〉〈B〉〈C〉 ポロシャツ?
―全員、ポロシャツならいいと思ってる?
〈C〉 男の人はポロシャツならいいというイメージがある。ポロシャツは万能。女の人は、ミニスカ?
〈A〉 確かにミニスカのイメージある。接待の女性はミニスカをはくのかな? みたいな……。
〈B〉 YouTuberとかインフルエンサーの女性が、ゴルフに行ったときにSNSに載せてる写真が大体ミニスカだから、ミニスカの印象が強いかな。
―YouTuberやインフルエンサーがゴルフしてる投稿は見かけるんですね。じゃあ、プロゴルファーで誰か知ってる人はいますか?
〈A〉 ハンカチ王子?
〈B〉 ハンカチ王子は野球だよ。
―ゴルフ界の王子は、「ハニカミ王子」ですね。石川遼プロのことです。
〈C〉 松井ヒデキって人がいたような……。
―惜しい! 松山英樹プロですね。でも、なんとなくは知ってるんだ。女子は誰か知ってますか?
〈C〉 シブヤさん?
―また惜しい。正しくは「渋野」日向子プロです。フルネームを完璧には覚えてないけど、やっぱりこの3人の知名度は高いんですね。
「ゴルフってさ、ドタキャンしづらいよね」
―皆さんのゴルフに対するイメージは大体わかりました。では、どんな条件がそろっていたら自分でもゴルフをやってみたいと思いますか?
〈C〉 うーん、1回ゴルフ場に行くのに1万円くらいかかると思うと、ディズニーとかに行きたいって思っちゃうんだよね。だから、もっと安く楽しめるならいいのにって思う。
〈B〉 同じくらいのコストがかかるなら、確実に楽しい方、もっと楽しそうな方に行きたいって思うよね。あと、ゴルフ場って郊外にあるから、足がないのも不便。近場にあって、クルマじゃなくても行けるなら行きたくなるかも。
〈A〉 いろいろ面倒くさいことが多いなって思う。同じ自然の中で楽しめるものだったらキャンプとかもあるけど、そっちの方がマナーとかはゴルフほど気にしなくていいから、ラクだなって。だからもっと気安い感じになって、道具も服もテキトーでいいならやってもいいかな。
〈C〉 確かにね。みんなさ、自然とかがキライなわけじゃないじゃん。ゴルフ場って広くて自然豊かで、景色とかを楽しむのはアリだと思うけど、それまでのハードルが異常に高いってことだよね。
〈B〉 あとゴルフってさ、ドタキャンしづらいよね。
―ドタキャンはなんでもダメじゃないですか?(笑)
〈B〉 いや、そうなんだけど! 特にドタキャンしづらい、ゴルフは。体調不良とか以外では絶対ドタキャンできないイメージ。プレー料金も高いし、人数が足りないと困るんだもんね? だから、寝坊も絶対できない。他のレジャーに比べてプレッシャーが大きい。
〈A〉 仕事みたいな感じだよね。寝坊したらダメだし、休んじゃダメ。社会人としてのマナーが求められる。
―ちなみに、皆さんの周りにゴルフをやってる人っていますか?
〈C〉 仕事つながり以外で始めた人を知らない。純粋な趣味でやってる同年代とか、若い人は周りにはいないかな。
〈B〉 通ってた学校にゴルフ部とかなかったもんな。お父さんくらいだよね、やってるの。周りの友達がやってたら始めるかもしれない。スポーツを始める時って友達の誘いとか、部活とか、漫画の影響とかだもんね。
〈A〉 ゴルフを部活でやってる学校があんまりないっていうのは大きいよね。体育でもやったことないし。もしこれまでの学生時代で触れる機会があったら、気になってたかもしれない。庶民として普通に生きてたら、触れる機会がなかったって感じ。
―なるほど。本音のご意見ありがとうございました。
*****
総括すると、若い女性たちが持つゴルフに対しての一番大きなイメージは「ハードルの高いレジャー」といえるでしょうか。金銭的な面だったり、ルールやマナーの複雑さなどから、「ゴルフを始めることは自分には難しいだろう」という思いがあるようです。
また、「まるで仕事のように厳しそう」というような、漠然としたマイナスイメージもあることがわかりました。これは「接待ゴルフ」に見られるような、今の時代、実際にはだんだん改善されてきている体制や風習が、世間的にはまだ以前の印象と変わっていないことを示しています。
ただ、「自然を愛でながらプレーを楽しむ」といったゴルフの醍醐味に対しての良いイメージもあり、決してゴルフの全てに悪印象を抱いているわけではないようです。若年層にゴルフを広めていくためには、このような良い印象をよりアピールし、ゴルフに対する高いハードルを下げるような施策が必要だといえるでしょう。
最新の記事
pick up
ranking








