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- 日体大・木原祐二教授が語る 大学発、地域とつながるゴルフの新しい形「NITTAIクラブ」の可能性
日本体育大学が立ち上げた総合型地域スポーツクラブ「NITTAIクラブ」に、ゴルフ部門が加わりました。地域のスポーツ振興と指導者育成を軸に、年齢や経験を問わずゴルフに触れられる場を提供しています。その狙いと未来像について、日本体育大学の木原祐二教授に話を聞きました。
大学から地域へ広がる、新しいゴルフの入口
日本体育大学が立ち上げた総合型地域スポーツクラブ「NITTAIクラブ」に、ゴルフ部門が加わった。地域のスポーツ振興と指導者育成を活動の両輪とし、年齢や経験を問わず、多くの人にゴルフに触れる場を提供している。
活動の拠点となるのは、横浜・健志台キャンパス内の練習場。これまでに中島啓太や河本結・力の姉弟らトッププロも汗を流してきた場所だ。
2024年4月11日に設立されたNITTAIクラブが描く未来について、木原祐二教授に話を聞いた。
「今、中学校の部活動が縮小しています。子どもたちには、できるだけスポーツに触れる機会を持ってほしい。部活動の指導員として、現役の学生を教育実習のような形で派遣することも考えています」

ただし、ゴルフは事情が少し異なる。中学校の部活動で、ゴルフはまだ一般的とは言えない。
「中学生に限らずですが、ゴルフはどうしてもハードルが高い。まずはここで体験してもらい、そこからシミュレーションゴルフに行ったり、スクールに通ったりと、ゴルフを始める人が増えてくれたらと思っています」
参加に特別な条件はない。地域の人たち、地域の子どもたちに“ゴルフを始めるきっかけ”を提供することが、この取り組みの出発点だ。
以前から、大学と地域との交流は積極的に行ってきたという。
「学生が清掃活動やお祭りの手伝いに参加しています。日体大生は『ゴツくて怖い』というイメージを持たれがちですが、そうした場で顔なじみになり、地域のソフトボール大会に助っ人で参加する学生もいます。皆さんがスポーツに親しむきっかけになっていればうれしいですね」
現在、NITTAIクラブのゴルフ部門の参加者は延べ約40人。
「まだ大々的な募集はしていませんし、焦ってもいません。混雑して予約が取りにくくなるのも困りますから、徐々に体制を整えていきたいと考えています」(木原氏)
今後は指導者の人数を含め、受け入れ態勢をさらに充実させていく予定だ。そんな中で、木原氏にとって想定外の反応もあったという。
「スクールではなく、日体大でゴルフを始める“入口”になればと思っていたのですが、本格的なレッスンを求める経験者の方が意外に多いんです。中には大阪から新幹線で、このためだけに来る方もいます。レッスン中心になるのは、正直イメージとは少し違いましたね」
今後のPR次第で、クラブの姿も変化していきそうだ。
木原氏とテーラーメイドの意外な関係
NITTAIクラブでは、ゴルフ以外の競技も体験できる。すでにゴルフ、陸上、水球がスタートしており、今後はラグビー、バドミントン、レスリング、バレーボール、マルチスポーツ(ダンスなど)へと展開を広げていく予定だ。

「アメリカでは、高校までにさまざまなスポーツを経験するのが一般的だと言われますが、それが私たちの目指すところです。日体大には施設も指導者もそろっています。今週はゴルフ、来週はバドミントンといった形で、多様なスポーツに触れてほしいですね」
そうした経験の先に、最終的にゴルフを選び、日体大からプロの世界へ――。トップアスリートの育成が目的ではないとはいえ、そんな夢も広がる。
木原氏自身、日体大ゴルフ部のOBであり、長くゴルフ界に身を置いてきたが、その経歴は少し異色だ。卒業後は助手として大学に残り、ゴルフ研究室の立ち上げに参加。その後、太平洋クラブで研修生としてプレーの道を模索したが、1年でコーチへと転身した。
さらにクラブメーカー・テーラーメイドにスカウトされる。
「アメリカでクラブやスイングの研修を受け、『これからはテーラーメイドの職員として』というタイミングで、大学に戻ってこいと声をかけられました」
恩師が病に倒れ、指導者不在となる事態。日本体育大学の学長とテーラーメイドジャパン社長の話し合いを経て、帰国後わずか1週間で大学復帰が決まったという。
こうした一つひとつの経験が、今の木原氏につながっている。NITTAIクラブで子どもたちがさまざまなスポーツと出会うことも、きっと将来につながる貴重な経験になるはずだ。
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